KDDI総研叢書<br> 未来洞察のための思考法―シナリオによる問題解決

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KDDI総研叢書
未来洞察のための思考法―シナリオによる問題解決

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326504244
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

出版社内容情報

未来の不確実性のマネジメント方法とは。企業戦略やマーケティング実務の現場で注目が集まる意思決定やアイデア創造の手法を詳説。未来シナリオを用いた未来洞察の手法は、2000年代以降、幅広い分野で活用されている。本書は、これまで実務での研究や開発が先行してきたこの手法について、学術的な基本的視座の提供をめざし、経営学・マーケティング学を出発点に、認知科学やデザイン学などの視点も融合させた、学際的なアプローチによる理解・解釈を行う。

はじめに



第1章 未来を洞察するための思考法の選択[鷲田祐一]

 1.1 予測手法の発展

 1.2 意思決定におけるシナリオの活用

 1.3 未来予測と未来洞察

 1.4 演繹推論・帰納推論・アブダクション

 1.5 予測シミュレーションや量的・質的調査とシナリオの関係

 1.6 デザイン思考を用いたアブダクション

 1.7 経営における思考決定方法の選択



第2章 スキャニング手法とインパクトダイナミクス手法の概説[鷲田祐一・粟田恵吾・石野幹生・藤原まり子・Geoff Woodling]

 2.1 はじめに

 2.2 時間軸の設定

 2.3 ワークショップ形式とメンバー選定

 2.4 スキャニング・マテリアルのデータベース

 2.5 未来イシューの策定

 2.6 スキャニング

 2.7 未来変化のマッピング

 2.8 インパクトダイナミクス

 2.9 未来シナリオの活用



第3章 10年先の社会技術問題シナリオ作成の試みと実際に10年が経過した時点でのシナリオ検証[鷲田祐一・三石祥子・堀井秀之]

 3.1 社会技術問題と本研究の目的

 3.2 2006年実施の未来洞察ワークショップの経緯

 3.3 2006年時点で作成した2015年の社会変化仮説

 3.4 技術開発と社会変化の再構成による未来シナリオ作成(2006年段階)

 3.5 抽出された社会技術問題例と解決への示唆(2006年段階)

 3.6 2006年に作成された環境自動車関連シナリオの再検討(2015年段階)

 3.7 結論と今後の課題



第4章 シナリオ作成とその評価[鷲田祐一・本田秀仁・引谷幹彦]

 4.1 シナリオ作成行為と,研究の動機

 4.2 先行研究

 4.3 中心課題と仮説

 4.4 実験設定

 4.5 実験結果と仮説検証

 4.6 ディスカッションと未来洞察への示唆

 4.7 結論と今後の課題



第5章 未来に関するアイデア生成のエキスパートとノンエキスパートは何が違うのか?:認知プロセスの分析[本田秀仁・鷲田祐一・須藤明人・粟田恵吾・植田一博]

 5.1 はじめに

 5.2 方法

 5.3 結果・考察

 5.4 結論



第6章 ユーザー視点の導入による事業アイデアの質の向上[和嶋雄一郎・鷲田祐一・冨永直基・植田一博]

 6.1 はじめに

 6.2 ユーザー視点を導入したアイデア生成

 6.3 評定結果

 6.4 総合考察

 付録



第7章 情報の多様性がアイデア生成に及ぼす影響の検討[清河幸子・鷲田祐一・植田一博・Eileen Peng]

 7.1 はじめに

 7.2 実験1

 7.3 実験2

 7.4 総合考察

 7.5 結論

 付録



第8章 未来洞察による新商品開発とイノベーション[古江奈々美・鷲田祐一・藤原まり子]

 8.1 実務における未来洞察手法

 8.2 市場の予測可能性とイノベーション概念の関係性

 8.3 企業組織の中での未来洞察

 8.4 イノベーションを育むのは,個人か,組織か,社会か

 8.5 結論と今後の学際的研究への期待



事項索引

人名索引

鷲田 祐一[ワシダ ユウイチ]
鷲田 祐一(わしだ ゆういち) 一橋大学大学院商学研究科教授。専門は, マーケティング, イノベーション研究。1991年一橋大学商学部を卒業。?博報堂に入社し, 生活研究所, イノベーション・ラボで消費者研究, 技術普及研究に従事。2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期過程を修了(学術博士)。2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。2015年より現職。

内容説明

未来の不確実性をマネジメントする方法とは。企業戦略やマーケティング実務の現場で注目が集まる意思決定やアイデア創造の手法を詳説。経営学・マーケティング学を出発点に、認知科学やデザイン学などの視点も融合させた学際的なアプローチ。

目次

第1章 未来を洞察するための思考法の選択
第2章 スキャニング手法とインパクトダイナミクス手法の概説
第3章 10年先の社会技術問題シナリオ作成の試みと実際に10年が経過した時点でのシナリオ検証
第4章 シナリオ作成とその評価
第5章 未来に関するアイデア生成のエキスパートとノンエキスパートは何が違うのか?:認知プロセスの分析
第6章 ユーザー視点の導入による事業アイデアの質の向上
第7章 情報の多様性がアイデア生成に及ぼす影響の検討
第8章 未来洞察による新商品開発とイノベーション

著者等紹介

鷲田祐一[ワシダユウイチ]
一橋大学大学院商学研究科教授。専門は、マーケティング、イノベーション研究。1991年一橋大学商学部を卒業。(株)博報堂に入社し、生活研究所、イノベーション・ラボで消費者研究、技術普及研究に従事。2003年にマサチューセッツ工科大学に研究留学。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程を修了(学術博士)。2011年一橋大学大学院商学研究科准教授。2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よしひろ

4
これから必要になってくるであろう資質についての本。極めて重要な一冊。2021/12/04

山口 健俊

0
鷲田先生の本ですが、実際にワークショップを経験しないと、何が書いているのかが良く分からない本。(じっくり読めばわからなくもないですが、ピンときません。) 重要なのは、未来予測では無く、未来洞察。当て物では無いということです。 また、演繹的な考え方だけで無く、機能推論、場合によっては二段階推論をすることによって、外れ値の経験を、未来洞察に取り組めるという手法は、非常に面白いです。未来の行動基準を、仮説でも考える際には、非常に面白い手法でした。(授業+キャンプを経験してようやくわかりました。) 2018/02/05

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