企業の理論 (新装版)

企業の理論 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 322,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326500116
  • NDC分類 335
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ヴェブレンの唯一ともいっていい経済学上の基本思想を示したもの。資本主義体制の機構を,「株式会社金融」や「企業の周期」あるいは景気循環の要因を通じて分析した。

【目次】

第1章 緒論
第2章 機械過程
第3章 営利企業
第4章 営利原則
第5章 貸付信用の用途
第6章 現代の企業資本
第7章 現代における福祉の理論
第8章 法律と政治における営利原則
第9章 機械過程の文化的意義
第10章 営利企業の必然的衰退

訳者あとがき
索引

目次

第1章 緒論
第2章 機械過程
第3章 営利企業
第4章 営利原則
第5章 貸付信用の用途
第6章 現代の企業資本
第7章 現代における福祉の理論
第8章 法律と政治における営利原則
第9章 機械過程の文化的意義
第10章 営利企業の必然的衰退

著者等紹介

小原敬士[オハラケイジ]
1903‐1972年。専攻は経済史。1929年東京商科大学卒業。一橋大学教授を経て、関東学院大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

6
ヴェブレンといえば『有閑階級の理論』であるが、こちらはもうひとつの主著。あまり具体例がなく、抽象的な話が続くのでキツい。現代だと、経営学が請け負う範囲を経済理論で論述している。かといって、経営学の主問題を扱っているわけでもないから難しい。2019/06/12

Haruki

5
1904年、第二作。石油企業の巨大トラストが広がる時代感の中、資本主義の本質を産業の機械過程と営利企業の利潤追求投資に見る。正確な計測や調整、標準化などの機械の効率化が労働者含め社会の中に浸透し、既存の職人の仕事、生活、政治を変化させる。一方でその原動力たる企業の利潤は効率的な生産による財貨そのものに留まらず、金融的な資本、特に予想収益力の資本化額、無形資産が重要な要素となり、信用力、広告、気分の依存が増す。現代に重ねるなら、AIによる新たな機械過程と金融工学+世界の周期変化の中で何を切り取るかに通じる。2024/03/16

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