ユーゴ紛争はなぜ長期化したか―悲劇を大きくさせた欧米諸国の責任

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ユーゴ紛争はなぜ長期化したか―悲劇を大きくさせた欧米諸国の責任

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  • サイズ B6判/ページ数 221,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351183
  • NDC分類 239.3
  • Cコード C3031

出版社内容情報

ユーゴ問題の決定版的入門書として注目された前作「ユーゴ紛争」(講談社現代新書)の著者が問う最新情勢の研究。20数万人の死者、300万人の難民・避難民を出したボスニア戦争など、91年から現在も続いている旧ユーゴスラビア紛争。まもなく21世紀を迎えるこの時代に、悲惨な戦争を防げなかったのはなぜか。紛争はどうして長期化しているのか。冷戦後の不透明な世界、続発する地域紛争など、混沌とした現実に明解なメスを入れ、国際社会の責任を問いかける。21世紀に同じ過ちを繰り返さないために、大国のかけひきを現在進行形で分析し、

内容説明

悲惨な戦争を防げなかったのはなぜか。冷戦後の不透明な世界、続発する地域紛争―。渾沌たる現実に明解なメスを入れ、国際社会の責任を問う。

目次

第1章 「冷戦後」の地域紛争としてのユーゴ紛争
第2章 ユーゴ紛争に対するヨーロッパの対応の弱点
第3章 ドイツ統一と、ECのクロアチア承認
第4章 紛争を長期化させたアメリカの旧ユーゴ政策
第5章 ユーゴ紛争と国連―平和維持活動の効果と限界
第6章 ボスニアでのNATOの役割
第7章 デイトン和平協定とその後のボスニア