トマス・アクィナスの言語ゲーム

トマス・アクィナスの言語ゲーム

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326152612
  • NDC分類 132.2
  • Cコード C3010

出版社内容情報

ヨーロッパとは何か。この問が本書の通底音である。トマスの始めた「無限なる他者」をめぐる言語ゲームにヨーロッパのアイデンティティと基本構造をみる。

目次

Ⅰ トマス・アクィナスの言語ゲーム

1 トマス・アクィナス
2 他者と無限
3 近代国家の内と外
4 トミズムとマキアヴェリズム

Ⅱ 保守主義からトミズムへ

5 キリスト教ヨーロッパは甦るか
6 一神教の時代
7 ポスト・モダニズムと日本社会
8 トポスとしての大学
9 社会的ルールの解釈

初出一覧

内容説明

本書は、神への信仰と人間の自由とを最も深く考え抜いた思想家として、ヨーロッパの思想的伝統の中から、トマス・アクィナスとニッコロ・マキアヴェリの二人を取り上げてみたい。トマスとマキアヴェリ、水と油である。しかし、本書の議論を通じて、この二人の思想を通底するある構造、ヨーロッパの基本構造とでも言うべきある伝統の存在が明らかとなる。

目次

1 トマス・アクィナスの言語ゲーム(トマス・アクィナス;他者と無限;近代国家の内と外;トミズムとマキアヴェリズム)
2 保守主義からトミズムへ(キリスト教ヨーロッパは甦るか;一神教の時代;ポスト・モダニズムと日本社会;トポスとしての大学;社会的ルールの解釈)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユーディット

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トマスこそヨーロッパの伝統。現代に蘇る存在の思想。トマスについての本では無く、ポストモダンの様々な思想にトマスを利用した内容。う〜ん、トマスは多くの人に答える形で書いた。ポストモダニストは誰のために書いているのか?少なくとも私のためでは無かった。このとこ連続して読んですっかり哲学不信2013/03/30

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