共和主義の法理論―公私分離から審議的デモクラシーへ

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共和主義の法理論―公私分離から審議的デモクラシーへ

  • 大森 秀臣【著】
  • 価格 ¥4,290(本体¥3,900)
  • 勁草書房(2006/06発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 276,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326101610
  • NDC分類 321
  • Cコード C3010

出版社内容情報

干渉されない自由がある。干渉する自由もある。私的なものと公的なものをどうやって結びつけるか?リベラル・コミュニタリアン論争を解くカギは共和主義にある。

われわれは私的領域で干渉されない自由をもっている。しかしその自由は、公共の場で法的枠組みを決める自由によって支えられている。この矛盾する二つの自由をいかに両立させるのか。法的枠組みが市民に常に受け入れられるには、どんな政治的営みが必要なのか。リベラルでもコミュニタリアンでもない共和主義が、この問題を解決する。

関連書:桂木隆夫 『公共哲学とはなんだろう』(勁草書房刊)


序章 忘れられた法の公共的正統性

第一章 共和主義思想の再興
一 二つの自由と自由民主主義
ニ 自己統治が失われたことの背景
三 共和主義思想の批判的再評価

第二章 リベラリズムの公/私分離
一 リベラリズムの基本原理
ニ 政治的リベラリズムの区別
三 政治的リベラリズムにおける「参加」の位置
四 政治的リベラリズムにおける「審議」の位置
五 共和主義的政治への影響

第三章 徳性-陶冶型共和主義の限界
一 徳性-陶冶型共和主義の戦略
ニ 陶冶プロジェクトの諸条件
三 陶冶プロジェクトの制度構想
四 徳性-陶冶型共和主義の隘路

第四章 審議-参加型共和主義の可能性
一 審議-参加型共和主義の戦略
ニ マイケルマン=ハーバーマス法理論
三 審議-参加型共和主義の着想
四 審議-参加型共和主義の精緻化

結語 法の自己統治に向けて

あとがき

参考文献
事項索引/人名索引

内容説明

リベラル・コミュニタリアン論争を解くカギは共和主義にある。われわれは私的領域で干渉されない自由をもっている。しかしその自由は、公共の場で法的枠組みを決める自由によって支えられている。この矛盾する二つの自由をいかに両立させるのか。法的枠組みが市民に常に受け入れられるには、どのような政治の営みがありえるのか。リベラルでもコミュニタリアンでもない共和主義が、この問題を解決する。

目次

序章 忘れられた法の公共的正統性
第1章 共和主義思想の再興
第2章 リベラリズムの公/私分離
第3章 徳性‐陶冶型共和主義の限界
第4章 審議‐参加型共和主義の可能性
結語 法の自己統治に向けて

著者等紹介

大森秀臣[オオモリヒデトミ]
1971年東京都に生まれる。2003年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。岡山大学法学部助教授、法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Masatoshi Oyu

2
期待するほど「法理論」の話はない。本書の記載内容は現代共和主義によるあるべき政治過程の素描までなので、そのもとで展開すべき法理論も大枠の提示にとどまる。 本書のテーマはいかに法の公共的正統性を回復するか。そのためには自己統治の自由の回復が必要で、それは現代共和主義によって達成されうるとする。2022/08/12

ささかま

1
とっても参考になりました。でも前提条件をハーバーマスのをそのまま使うのは、手抜きにみえた。共和主義的観点から引き出すべきだと思いました。2009/06/15

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