出版社内容情報
小手鞠るいが少女の繊細な心の揺らぎをみずみずしく描いた希望と再生の物語。幸せな日々を過ごしていた少女は、父の急死で、悲しみのあまり学校に行けなくなり、夏休みの間、アメリカの伯母に預けられる。動物たちの救済をしながら、家族の絆に気づき、生きる希望を抱くようになる。魂の再生の物語。
小手鞠 るい[コデマリ ルイ]
1956年、岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年に第7回サンリオ『詩とメルヘン』賞、1993年に第12回『海燕』新人文学賞、2005年、『欲しいのは、あなただけ』で、第12回島清恋愛文学賞を受賞。2009年、絵本の原作(文章)を手がけた『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵・北見葉胡)で、ボローニャ国際児童図書賞を受賞。おもな児童書の著書に『はじめてのもり』『やくそくだよ、ミュウ』『ミュウとゴロンとおにいちゃん』『きょうから飛べるよ』『お手紙ありがとう』『お手紙まってます』『くろくまレストランのひみつ』『ひつじ郵便局長のひみつ』『きつね音楽教室のゆうれい』『野うさぎパティシエのひみつ』『お菓子の本の旅』『思春期』『心の森』(第58回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『あんずの木の下で―体の不自由な子どもたちの太平洋戦争』などがある。ニューヨーク州在住。
丹地 陽子[タンジ ヨウコ]
イラストレーター。90年代よりwebで作品を発表しはじめる。主な装画作品は、『サッカーボーイズ』シリーズ、「ウェストマーク戦記」シリーズ、森晶麿の「黒猫」シリーズをはじめ、『大草原の小さな家』『マジックアウト』も数巻を刊行、そのほかにも『闇の左手』『サースキの笛がきこえる』『オニキス』など多数発表している。
内容説明
悲しみのあまり、心を閉ざしてしまった少女…。アメリカの大自然の中で、少女と伯母さんの共同生活がはじまる。希望と再生の物語。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年、岡山県備前市生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年、サンリオ「詩とメルヘン賞」を受賞。1993年、「おとぎ話」で第12回「海燕」新人文学賞。2005年、『欲しいのは、あなただけ』で第12回島清恋愛文学賞。2009年、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』でボローニャ国際児童図書賞を受賞。ニューヨーク州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
はる
野のこ
杏子
しーまま