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内容説明
「自転車に乗りたい!」願いをかなえる。体の不自由な人のために、一人一人の体に合わせた自転車を作り続けてきた堀田健一さん。逆境や苦難にも負けない姿を描いた渾身のノンフィクション!
目次
第1章 ぼくも自転車に乗れますか?
第2章 小さいときから物作りが好き
第3章 運命を変えた三輪車
第4章 北海道の少年が教えてくれたこと
第5章 チャリティーコンサート
第6章 全国からのありがとう
第7章 世界にたった一つしかない自転車の完成!
著者等紹介
高橋うらら[タカハシウララ]
東京都生まれ。日本児童文芸家協会理事。「命の大切さ」をテーマにノンフィクションの児童書を中心に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
77
身体が不自由であるからこそ、移動の手段として車いすと徒歩の中間のものが必要だと、そう書かれてあったのが、印象に残った。堀田健一さんは、自分の生活をなかば犠牲にしてバリアフリー自転車を手作りし続けた。初めて自転車に乗った移動の喜びに出会った人々から寄せられた、感謝の気持ちがうれしかったのだと思う。しかしそれだけでは長続きしなかっただろう。自分の情熱と、奥さんをはじめ、支えてくれた人々の力も大きかっただろう。障害の程度や個別の事情を考えて手作りする自転車。なんとか後継者・同業者が現れてほしいものだ。2021/04/20
どあら
38
図書館から借りて読了。身体の不自由なひとのために、40年間で2千6百台の自転車を作り続けてきた技術者の堀田健一さんは素晴らしい方です❢ 御家族はその偉業を支え続けています☺️2021/01/17
亜希
33
障害がある方のための装具や乗り物などに何故か昔から興味があり、たまたま書店の児童文学コーナーで発見して、夏休みの課題図書になっていたので手に取りました。もう立派の一言。陳腐な表現だけれど、それしか思いつかない。立派、立派ですよ堀田さん!奥さん!息子さん!児童文学なので物足りない感もあるけれど、子供の頃にこういう立派な大人がいることを一人でも多く知れれば、人格形成にも影響が出てきそう。名作とか戦争の話とかももちろん大事ですが、こういう本ももっと多く課題図書に選ばれると嬉しいです。2020/09/11
kanki
30
NF。堀田さん1人で作るバリアフリー自転車。儲からなくても、困っている人のために2023/02/27
どら母 学校図書館を考える
22
読書感想文コンクール課題図書。 これは、感想文書きやすいのでは? 仕事を別にして、興味深い。2020/05/28