ノンフィクション知られざる世界
ジュゴンはなぜ死ななければならなかったのか

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  • サイズ A5判/ページ数 139p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784323060798
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8395

出版社内容情報

絶滅の危機にある沖縄のジュゴン。その保護に立ち上がった人々の活動と、長期飼育に成功している鳥羽水族館の取り組みを通して、世界の宝であるジュゴンの姿を浮き彫りに。人と自然の共生を訴える一冊。

内容説明

国の天然記念物に指定され、レッドデータブックでも、絶滅のおそれの高い「絶滅危惧種」としてあげられているジュゴンは、現在、日本では沖縄にしか生息していません。以前は、奄美諸島周辺でも見られましたが、ほぼ絶滅したと考えられています。本書では、ジュゴンをさまざまな角度から取り上げ、絶滅の危機にある沖縄のジュゴンの現状をわかりやすく説明します。日本に残っている数少ないジュゴンたちは、世界の宝です。わたしたち人間と彼らが、ともに生きていける道を、一緒にさぐっていきましょう。

目次

プロローグ ジュゴンがあらわれた!
1 ジュゴンって知ってる?
2 セレナとじゅんいち
3 人魚といわれたジュゴン
4 ジュゴンのいる海
5 まっ白い砂浜で
6 アンマンにふいたジュゴンの風
7 小さな一歩
8 ジュゴンとともに生きたい!
エピローグ ジュゴンはゆめを運ぶ

著者等紹介

真鍋和子[マナベカズコ]
1947年生まれ。図書館司書、中・高校の教職を経て、作家となる。ノンフィクション、歴史文学の執筆に意欲的に取り組み、「人と自然の共生」をテーマに、沖縄ほか全国を取材して執筆活動を行っている。沖縄関係の作品には『シマが基地になった日 沖縄伊江島二度めの戦争』(金の星社第47回産経児童出版文化賞)などがある。日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会、日本ペンクラブ会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねむたい

0
近所の図書館で見つけて、ジュゴンの生態に興味があったので覗いてみたら夢中になって読んでいた。 生命の進化の上で少しずつ変わりゆく生態系はどうしようもない部分もあるが、それが人間のエゴのためだとしたらとても辛い。ジュゴンを守るため職を手放し絶滅の危機を世界に伝えようと活動する東恩納さんのように、ここまで覚悟を決めて何かをやり遂げようと思える熱って果たしてわたしの中にはあるのかな?とずっと考えていた。最初から最後まで、間違いなく他人事ではないような気持ちで読んだ。2017/07/23

ちぃ

0
小学生の時に読んだため、記憶が曖昧ですみません。 たしか・・・ 基地をつくるために、海を埋め立て・・・・という話だったでしょうか・・・・ 自然がなくなったり、生き物が、いなくなるのは、かなしいです。

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