内容説明
みけねこのたまはきしがわせんのきしえきうまれ。おかあさんはミーコです。たまはにんきものでしたが、やがてえきちょうになることに…これはほんとうにあったおはなしです。
著者等紹介
羽尻利門[ハジリトシカド]
兵庫県生まれ、京都府育ち。立命館大学国際関係学部卒業。在学中に香港中文大学へ留学。貿易会社勤務ののち、イラストレーター・絵本作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
164
第二弾は、ねこのえきちょう たまの実話絵本です。 世界初の猫の駅長の活躍ぶりは見事だったにゃあ(=^・^=) https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323024790 【読メ😻猫部】2023/12/12
ままこ
79
行ってみたいな和歌山県、貴志川線。実際ニュースにもなったたま駅長のお話。車掌さん名案ありがとう。のんびり気ままにお仕事している姿がとても可愛い。駅のデザインも猫好きにはたまらない姿に。二代目ニタマ駅長にも笑顔を生み出す力が引き継がれてよかった。2015年天国へ旅だったたま駅長は現在『たま大明神』として、貴志川駅ホームたま神社に鎮座している。巻末たま駅長の経歴付き。羽尻利門さんの細部まで描かれたノスタルジックで温かな絵がこのお話にぴったり。裏表紙のたま電車が素敵で写真も撮りたい乗ってみたい💓2024/02/15
たまきら
43
現代の招き猫として世界的に知られることになった伝説の三毛猫・たまさん。廃線候補だった赤字鉄道を一躍観光地とした猫のパワーは、猫好きには嬉しいお話です。べつにこの社長さんのようにしないでもいいから、せめて地域猫にシェルターを提供したり、里親募集のポスターをはらせてくれたりしてもいいと思うなあ。猫の恩返し、結構すごいですよ♪2024/02/27
よこたん
35
“たまえきちょうに あいたくて、たくさんの ひとが でんしゃに のって、きしえきに やってくるようになりました。” 和歌山のローカル鉄道存続の危機に立ち上がった、ねこの駅長さんの物語。ほぼ実話で、ニュースで活躍の様子もよく見かけた。たまの本心は知ることはできないが、多くの人に愛されていたことは確かだ。駅長→スーパー駅長→たま卿→執行役員→常務執行役員→社長代理→ウルトラ駅長→名誉永久駅長→たま大明神へ。後を継いでいるねこたちもいるが、やはりたまは別格の印象。ねこのかたちを模した、駅舎とたま電車かわいいよ。2024/01/30
ヒラP@ehon.gohon
28
実話です。 猫の駅長誕生のエピソードに、社長さんの素敵な人がらも感じられました。 そして、この駅長のたまが、駅再生、鉄道の活性化をもたらしたことに、発想の素晴らしさを感じました。 単なる客寄せパンダではない、人情物語でした。2024/02/17