内容説明
備えなければ憂いあり、備えあっても憂いあり…とならないために。「遺言はないけれどうちに限っては大丈夫」と胸をはる人や、「遺言を書いたからもう安心」と胸をなでおろす人にとっても必読書。
目次
第1章 ないと困る遺言―ケースに基づく相続を成功に導くポイント(相続人間で意見が対立したケース;相続人が行方不明のケース;健康上の問題がある相続人のケース;相続人が未成年のケース ほか)
第2章 あっても困る遺言―相続開始後に実現できる遺言を作るポイント(自筆証書遺言の注意点;全財産を包括してあげたい場合;財産ごとに違う人にあげたい場合(不動産;金融資産;その他の財産)
補充遺言の書き方 ほか)
著者等紹介
灰谷健司[ハイタニケンジ]
三菱UFJ信託銀行トラストファイナンシャルプランナー。昭和36(1961)年生まれ、同59年三菱信託銀行(当時)入社、平成6(1994)年税理士試験合格。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、不動産鑑定士、中小企業診断士、日本証券アナリスト協会検定会員。不動産や相続・遺言、ローンなどを含む総合的な資産運用・活用・承継についてのコンサルティングを行う
飯村衛[イイムラマモル]
三菱UFJ信託銀行リテール受託業務部統括マネージャー。昭和40(1965)年生まれ、同63(1988)年三菱信託銀行(当時)入社、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、日本証券アナリスト協会検定会員、宅地建物取引主任者。日米経済のエコノミストとしての経験を活かし、資産運用・不動産活用・ローン・相続などの相談業務を経て、現在は相続・遺言における相談業務に従事している
中田朋子[ナカダトモコ]
弁護士法人北星法律事務所弁護士・ニューヨーク州弁護士。昭和47(1972)年生まれ、平成9(1997)年判事補任官(東京地方裁判所)、同12(2000)年弁護士登録(第二東京弁護士会)、同13(2001)年ニューヨーク大学ロースクール法学修士号(LL.M.)取得、ハーバード大学ロースクール客員研究員、同14(2002)年ニューヨーク州弁護士登録、以降は相続・遺言・成年後見・銀行取引等を主とした法律相談や訴訟活動などに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。