内容説明
「いつ」「だれが」「何を」「どのように」各段階の留意点を136のQ&Aで解説。契約書例や書式例も満載。初めての参加、組成も即実践できる。手続きの流れが手にとるようにわかる。
目次
第1編 シンジケートローンのあらまし(シンジケートローンと日本の金融環境;シンジケートローンの意義とその特徴;シンジケートローンの融資形態 ほか)
第2編 シンジケートローンに参加する(参加候補金融機関の営業店におけるシンジケートローンの実務;シンジケートローンに係る与信判断;ドラフト段階における契約書チェックの重要性 ほか)
第3編 シンジケートローンを組成する(アレンジャー業務の概要;アレンジャーの義務と責任;シンジケートローン提案書の作成 ほか)
著者等紹介
平野英則[ヒラノヒデノリ]
信金中央金庫経営管理部専任役。1951年福島県生まれ。筑波大学大学院(企業法学専攻)修了。1974年東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。営業店、外国為替センター、審査部、融資企画部等を歴任し、長期にわたり融資教育を担当。2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yoshida
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会社の業務で必要なのでお勉強に読了。Q&A方式でシ・ローンについて纏めてあります。実際にどの業務に携わるかでシ・ローンの事務負担や責任は変わる訳だが、我が社ではほぼレンダー参加。アレンジャーに比べれば負担は少ないが、アレンジャーフィー等は当然ない訳です。実際にアレンジャー業務やエージェント業務をするメガバンクでは人員や部門体制も整っていると思料。我が社も稀に案件をアレンジするが、アレンジするセクションは大変。後はコベナンツ管理。とはいえ、レンダーでも一度はやりたい大型ファイナンス。読みやすく参考になった。2017/03/05