出版社内容情報
現在,大型コンピュータ,パソコン(PC),タブレット端末,スマートフォン,組み込み家電,身の回りに着用するウェアラブル端末など多くのIT製品で,マルチプロセス・マルチタスクに対応した高度なオペレーティングシステム(OS)が使用されている。これらのOS上では複数のプログラムが並行して動作する。本書では,LinuxをベースとしたOSの概念を解説し,演習によって並行プログラミングの感覚を体得することを目標としている。
第1章 プロセスとfork
第2章 プロセスの変身とシェル
第3章 ファイル入出力
第4章 リダイレクトとパイプ
第5章 プロセス間通信
第6章 相互排除とセマフォ
第7章 スレッドによる並行処理
第8章 mutexによる相互排除
第9章 条件変数による同期制御
第10章 タスクスケジューリング
第11章 シグナルによるイベント処理
第12章 シグナルによる例外処理
目次
プロセスとfork
プロセスの変身とシェル
ファイル入出力
リダイレクトとパイプ
プロセス間通信
相互排除とセマフォ
スレッドによる並行処理
mutexによる相互排除
条件変数による同期制御
タスクスケジューリング
シグナルによるイベント処理
シグナルによる例外処理
著者等紹介
猪平栄一[イノヒラエイイチ]
1998年東北大学工学部機械航空工学科卒業。2003年東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻博士課程後期3年の課程単位取得満期退学。九州工業大学大学院生命体工学研究科生体機能専攻助手。博士(工学)(東北大学)取得。2007年九州工業大学大学院生命体工学研究科生体機能専攻助教。2008年九州工業大学大学院生命体工学研究科生体機能専攻講師。2013年九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻講師。現在、九州工業大学大学院生命体工学研究科人間知能システム工学専攻講師
重松保弘[シゲマツヤスヒロ]
1970年九州工業大学工学部電子工学科卒業、工学博士(九州大学)。九州工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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