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アマ4段を超える―コンピュータ将棋の進歩〈4〉

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  • サイズ A5判/ページ数 148p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320120747
  • NDC分類 796
  • Cコード C3041

出版社内容情報

●内容
 コンピュータ将棋はさらに強くなり,持ち時間が短い対局ではアマチュア4段を超える実力を示すようになっ た.また,すでにプロ棋士の実力を超えているコンピュータ詰将棋についても,ほぼ研究が完成の域に達しつつある.本書ではコンピュータ将棋の現在の最高峰のひとつである「激指」ならびにコンピュータ詰将棋の最高峰である「長井詰め」についてその開発者自らが中身について解説している.さらにコンピュータ将棋にまつわる最新の研究成果を集めている.

●目次
1章 将棋プログラム「激指」
1.1 はじめに
1.2 探索アルゴリズム
1.3 評価函数
1.4 探索速度
1.5 強さの評価
1.6 おわりに
参考文献

2章 将棋プログラムKFEnd における探索
2.1 はじめに
2.2 ABC探索
2.3 静止探索
2.4 ルート局面での処理
2.5 手筋パターン
2.6 詰めろを考慮した探索
2.7 おわりに

3章 Field-Programmable Gate Array による将棋専用プロセッサの開発
3.1 はじめに
3.2 FPGAを用いた専用ハードウェアの製作
3.3 詰将棋回路の実装
3.4 直接利きデータ生成回路
3.5 直接王手生成回路
3.6 詰将棋回路の性能
3.7 おわりに
参考文献

4章 次の一手形式によるコンピュータ将棋の評価(その二)
4.1 はじめに
4.2 今回の実験
4.3 前回との比較
4.4 おわりに
参考文献
付 録

5章 df-pnアルゴリズムと詰将棋を解くプログラムへの応用
5.1 概要
5.2 はじめに
5.3 証明数・反証数
5.4 脊尾のアルゴリズムと「脊尾詰」
5.5 我々の詰将棋プログラムで導入した技法
5.6 実験結果
5.7 まとめ
参考文献
付録

6章 衝立詰将棋を解くプログラム
6.1 衝立将棋とは
6.2 コンピュータで解くには
6.3 各種探索法
6.4 実験結果
6.5 いくつかの問題と解答
6.6 まとめと今後の展望
参考文献

7章 人工知能の行き詰まりとコンピュータ将棋
7.1 コンピュータはそれほど換わっていない
7.2 人工知能の行き詰まり
7.3 外からの知識がキー
7.4 コンピュータ将棋選手権のデータ
7.5 コンピュータ将棋の強さ予測
7.6 今後のコンピュータ将棋対戦は?
参考文献

目次

1章 将棋プログラム「激指」
2章 将棋プログラムKFEndにおける探索
3章 Field‐Programmable Gate Arrayによる将棋専用プロセッサの開発
4章 次の一手形式によるコンピュータ将棋の評価(その二)
5章 df‐pnアルゴリズムと詰将棋を解くプログラムへの応用
6章 衝立詰将棋を解くプログラム
7章 人工知能の行き詰まりとコンピュータ将棋

著者等紹介

松原仁[マツバラヒトシ]
1981年東京大学理学部情報科学科卒業。1986年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。1986年‐2000年3月通商産業省工業技術院電子技術総合研究所勤務。現在、公立はこだて未来大学システム情報科学部。情報アーキテクチャ学科教授・工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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numainu

0
評価C2003/09/03

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