出版社内容情報
私たちの歴史は,それまで不可能であると考えられた挑戦に立ち向かいながら達せられてきた偉業―世界一周,エベレスト登頂,月面着陸など―に満ちている。それは数学の歴史に関しても同様である。
本書は常識と“不可能”の間の創造的な場に焦点を合わせ,「無理数と複素数」,「局面空間」,「無限」といった数学の新しい概念の発見や考案の歴史を探る。
芸術,文学,哲学,および物理学との関係を描画しつつ,知的な風景の中にある数学を吟味する。
第1章 無理数
第2章 虚数
第3章 水平線
第4章 無限小
第5章 曲がった宇宙
第6章 4次元
第7章 イデアル
第8章 周期的な空間
第9章 無限
目次
第1章 無理数
第2章 虚数
第3章 水平線
第4章 無限小
第5章 曲がった宇宙
第6章 4次元
第7章 イデアル
第8章 周期的な空間
第9章 無限
著者等紹介
柳谷晃[ヤナギヤアキラ]
1983年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学理工学術院兼任講師
内田雅克[ウチダマサカツ]
1995年東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻修了。現在、東北芸術工科大学芸術学部/教養教育センター教授、教育学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。