出版社内容情報
【解説】
基礎編に続いて,本書応用編は,計測・検査からカオスまでおよそ40のテーマを取り上げ,画像処理法の応用事例を解説した,好ハンドブック。
【目次】
画像処理のための情報環境・ハードウェア化された画像処理装置・画像計測とリモートセンシング・グラフィックス他
内容説明
近年、マルチメディアの根幹を成す画像処理は多方面に応用されている。本書はすでに出版している画像処理工学「基礎編」の内容を基にして、これを発展させ、応用分野ごとに「章」に分類して、その各節にはいくつかの事例をあげ、解説している。使用した題材のほとんどは、各執筆者が研究成果として論文誌などに発表したものの中から選択しているので、それらの内容は新規性(originality)の高いものである。さらに本書の最も特徴的な点は、カオスやフラクタルを基本とした複雑系の科学が画像工学に新しい未来を提供しようとしているので、これに対する導入部として12章を設けたところにある。
目次
画像処理のための情報環境
ハードウェア化された画像処理装置
画像計測とリモートセンシング
部品・製品の自動検査
ロボットビジョンの応用
医用生体画像処理
医用画像診断
グラフィックス
文字のパターン認識
動画像処理〔ほか〕