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アレックス・スタディ―オウムは人間の言葉を理解するか

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  • サイズ B5判/ページ数 380p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784320055971
  • NDC分類 488.8
  • Cコード C3045

出版社内容情報

【解説】
動物と人間の比較認知研究の第一人者であるI. M. Pepperberg(アリゾナ大学の生態学/進化生物学の準教授)の研究活動の集大成。Pepperbergは,動物との言語コミュニケーションを通じて,動物の内面世界,心の活動を理解することを試み,成果を上げてきた。アレックスという名前のオウムを使った実験を長年続けており,本書はその研究活動のすべてを紹介する。

【目次】
ソロモン王の指輪を求めて・鳥とのコミュニケーションは本当に可能か・オウムは英語の指示的使用を学習できるか・オウムはカテゴリー概念を持つか・オウムは異同概念を学習できるか・「ないこと」がわかるか・オウムは数概念を理解,使用できるか・アレックスはラベルを理解しているか・オウムは相対概念を理解できるか・オウムはどの程度,対象の永続性の概念を持っているだろうか・オウムの発声は意図的か・オウムの音遊びは学習を助けるだろうか・オウムの音遊びは意味のある音声に変換できるか・コミュニケーション規則を教えるために必要な入力・ヒトとオウムの発話はどのくらい似ているか・オウムはどのようにしてヒトの発話音を産出するのか・結論 アレックスのデータから言えること

目次

ソロモン王の指輪を求めて
鳥とのコミュニケーションは本当に可能か
オウムは英語の指示的使用を学習できるか
オウムはカテゴリー概念を持つか
オウムは異同概念を学習できるか
「ないこと」がわかるか
オウムは数概念を理解・使用できるか
アレックスはラベルを理解しているか
オウムは相対概念を理解できるか
オウムはどの程度対象の永続性の概念を持っているだろうか
オウムの音遊びは学習を助けるだろうか
オウムの音遊びは意味のある音声に変換できるか
コミュニケーション規則を教えるために必要な入力
ヒトとオウムの発話はどのくらい似ているか
オウムはどのようにしてヒトの発話音を産出するのか
アレックスのデータから言えること

著者等紹介

渡辺茂[ワタナベシゲル]
1975年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、慶応義塾大学文学部教授、文学博士。専攻は生物心理学

山崎由美子[ヤマザキユミコ]
2000年慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、ボッフム大学DAAD研究員、博士(心理学)。専攻は生物心理学

遠藤清香[エンドウサヤカ]
2001年オハイオ州立大学大学院教育学研究科特殊教育・応用行動分析課程修了。現在、ホーソンカントリーデイスクールスーパーバイザー、Ph.D、認定行動分析士。専攻は応用行動分析、特殊教育
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