出版社内容情報
【解説】
生態学に関する様々な現象を数理モデルやコンピュータシミュレーションで解析する分野を紹介。
【目次】
数理生態学への招待―生命の物理学的理解をめざして・ダイナミックスと共存・進化・適応戦略とゲーム他
内容説明
本書は動植物の野外での生活や社会また進化や多数の種が織りなすマクロな秩序の理解=生態学の数理的研究の入門書である。数理生態学は物理学での非線形系の解析や経済学や工学での手法と深い関係をもつようになった。第1章では生物の分布拡大・絶滅・共存について、第2章では進化の数理について、第3章では生物の適応戦略について、第4章では生態系の情報量やエントロピーさらには人間の経済活動とのかかわりについても考察する。
目次
序章 数理生態学への招待―生命の物理学的理解をめざして
第1章 ダイナミックスと共存
第2章 進化
第3章 適応戦略とゲーム
第4章 エコシステム学