出版社内容情報
【解説】
人工知能・ロボティクスと防災・救命救助技術という二つの分野の融合をみることが，安全で安心な社会を創ることにつながる。
【目次】
RoboCup-Rescueプロジェクトの概要・シミュレータとプロトタイプ
内容説明
本書では人工知能・ロボティクス、防災研究の新たなドメインであるＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅ（ロボカップレスキュー）プロジェクトの全貌を紹介している。第１部では、ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅプロジェクトの構想と展望、特にその中で現在研究が進みつつあるシミュレーションプロジェクトの概要、防災・救命救助の高度化にどのように貢献するか、また、技術・サイエンスとしてのチャレンジについて、第２部では、技術的により具体的な内容、すなわち、シミュレータのアーキテクチャ、地理情報システムの技術、各種災害シミュレーション方式、災害情報収集、情報提示のためのインタフェースについて述べ、第３部では、調査資料および技術資料を掲載した。
目次
第１部 ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅプロジェクトの概要（ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅ構想；シミュレーションプロジェクトの概要；ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅが対象とする世界 ほか）
第２部 ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅシミュレータとプロトタイプ（ＲｏｂｏＣｕｐ‐Ｒｅｓｃｕｅシミュレータの設計；分散シミュレーション技術；地理情報システム ほか）
第３部 付録：データ集（事例分析：阪神・淡路大震災；カーネルプロトコル仕様案）
