出版社内容情報
【解説】
確率や統計の領域では,理論的な結果と直感的な判断とが食違うことがある。本書はその中の反直感的問題“3囚人問題”をめぐる研究の総括。
【目次】
3囚人問題とその背景・3囚人問題をめぐる数理他
目次
第1部 3囚人問題とその背景(条件つき確率とベイズの定理;3囚人問題とは;分析と実験の始まり)
第2部 3囚人問題をめぐる数理と心理(事後確率はどう振舞うか;3囚人問題はなぜ難しいか;納得の方略をめぐって)
第3部 3囚人問題を超えて(事後確率を推定するプロセス;問題理解における形式的表現と日常的行為;同型図式による問題の理解と解決)