出版社内容情報
【解説】
計算機械が構想された19世紀の初めから,ノイマンコンピュータの創造までを,特にアーキテクチャの観点から解説したコンピュータ史の決定版。
【目次】
コンピュータの垂直世界・百年の空白他 〔日本図書館協会選定図書〕
目次
第1章 コンピュータの垂直世界―予備知識
第2章 ヴィクトリア朝の夢と挫折
第3章 エイダ伝説とバベッジ
第4章 百年の空白
第5章 ENIACと戦争の時代
第6章 プログラム内蔵方式とフォン・ノイマン
第7章 汎用コンピュータの時代
第8章 アタナソフ再登場
第9章 歴史における逆接
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jojou
4
ハードウェア技術とマシンの実現・実用という側面にも目を向けつつ、アーキテクチャに注目してコンピュータ史を論じる内容。19世紀のバベッジから始まり、ノイマンコンピュータが創造された1940年代までが主に語られる。 ハードウェアの要請によって妥協した結果としてのアーキテクチャの方式が図らずもソフトウェアの世界を開いた、というような歴史の「逆説」(と、この本の中では呼ばれている)的な側面が強調されており、興味深かった。2021/08/13
yk
0
整理のため再読ナナメ読み。2012/01/26