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出版社内容情報
【解説】
既刊「コンサルタントの秘密」の姉妹編であり,問題解決型リーダーシップを身につけた真のスーパーエンジニア(技術リーダー)になるための道を指し示した楽しい人間学の本。
内容説明
大きなシステムを作る、というのは大変な仕事である。その成功例を調べてみると、「ほとんど全部が少数の傑出した技術労働者の働きに依存している」という。本書は、こういう「スーパーエンジニア」を志す人のためのガイドである。
目次
第1部 定義(リーダーシップとは、結局のところ何なのか;リーダーシップ様式に関するモデル;技術リーダーの問題解決様式;リーダーはどう育つか;でも私は…)
第2部 技術革新(技術革新への三大障害;自分自身への気づきを高める法;アイディアの力を育てる;ビジョン)
第3部 動機づけ(人に動機づけを与えることについての、第一の大障害;人に動機づけを与えることについての、第二の大障害;人を助けることのむずかしさ;動機づけのできる人になるには;力はどこからくるか;力、不完全性、整合性)
第4部 組織化(組織上の力を手に入れる;問題解決チームの効果的組織法;有効な組織作りへの障害は?;組織作りの学びかた)
第5部 変容(人はリーダーとして、どのように値踏みされるか;自分自身のリーダーシップ試験に通るには;変わるための計画を立てる;変化のための時間を見つける;変化のための支援)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
90
一人の優秀なプログラマがいれば、100人の組織が稼げるというのが業界の常識。常識の上塗りをしているだけかも。一人が書いて、一人が試験をして、一人がマニュアルを作り、二十人が営業をし、四十人が四十社の顧客対応をし、後はいろいろ。最初は動機づけがすべてかも。2014/04/01
vinlandmbit
56
古本屋で購入。2段組でボリューム相当ですが、所々示唆が多く、一読で済まない気づきがまだまだ眠ってそうなので折に触れて読み返そうと思います。技術とは、エンジニアとは、をワインバーグ氏の思想から言語化してくれています。2020/11/21
absinthe
23
コンサルタントの秘密と並んで、GMワインバーグの名著だと思う。社会人になったばかりの時に読んだ。とにかく説明がうまいだけでなくユーモアがあって、すんなり頭に入る。こういう頭のいい人に生まれたかったな。
月をみるもの
14
"もしあなたが、誰かの運転する車に乗って旅行しなければ ならないのだとしたら、あなたは運転者が次のどちらであ ることを望みますか? a)事故を起こしたことはないが、もし事故が起こったとしたら決断力に欠ける恐れが大きい。 b)週に平均1回の割合で事故を起こしているが、緊急事態に会ったとき決断をくだすことには非常に熟達している。悲しいことに、多くの人々がbを好むようだ"2019/03/03
kumokumot
12
すべての(少しでも向上を望む)人にとってためになる本。ものごとの捉え方や考え方に大きな影響を与えてくれる。自分が生まれる前にこのような本が世の中に存在していたこと、またこれを書ける著者がこの世界に生きている(生きていた)ことに思いを馳せ、そして感謝した(本書のエピローグでの、著者から先人への感謝のように)。素晴らしい一冊。2020/01/25