出版社内容情報
【解説】
情報量規準（AIC）の考え方と使い方を実例を用いてやさしく解説し，FORTRANプログラムも収録。
【目次】
確率と確率変数・確率分布と統計的モデル・推定・AIC・離散型確率分布モデル・分割表解析モデル・正規分布モデル他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クレモナープ
3
古い本なのでAICへの批判や他の情報量基準への言及はないが、ことAICに限っては導入から応用まで見通しの良い本。4章までがK-L情報量からAICの導出を行うパート。山場の4章は正直きつい。それ以降では独立性の検定やら分散分析やら普通検定で扱うことがらに対し検定論を意図的に排除してAICが使われていて、書かれた当時の野心を感じる。最尤法の初歩や多変量正規分布の線形代数あたりは前提としてかじっていたほうがいいかもしれない。2012/02/26
