数学のかんどころ<br> 環論、これはおもしろい―素因数分解と循環小数への応用

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数学のかんどころ
環論、これはおもしろい―素因数分解と循環小数への応用

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  • サイズ A5判/ページ数 178p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320019973
  • NDC分類 411.72
  • Cコード C3341

出版社内容情報

本シリーズは,数学の急所と思われる部分,理解に困難を感じると思われる部分,また数学全体の理解に役立つと思われる部分を要点ごとにコンパクトにまとめたシリーズである。第17巻の本書は,環論の入門書である。様々な環の性質について,基本から応用まで解説する。とくに,応用例として分数の少数展開の問題を取り上げているのが大きな特色である。

【詳細目次】
第1章 整数環
1.1 素因数分解
1.2 集合Jとイデアル
1.3 因数a, b, cの補題
1.4 素因数分解の一意性
1.5 素因数分解の応用
1.6 ピタゴラス数
1.7 2平方和の問題
1.8 第1章の問題

第2章 ガウス整数環
2.1 ガウス整数
2.2 ガウス整数の素数
2.3 約数,因数,倍数
2.4 単元
2.5 分解する素数
2.6 ガウス整数での素因数分解
2.7 ガウス整数の素数2 
2.8 第2章の問題

第3章 多項式環
3.1 有理係数多項式
3.2 多項式の和
3.3 多項式の積
3.4 多項式と関数
3.5 多項式の割り算
3.6 既約多項式への一意分解性
3.7 フェルマーの多項式版
3.8 第3章の問題

第4章 一般の環
4.1 環の公理
4.2 イデアル
4.3 イデアルによる剰余環
4.4 準同型
4.5 素イデアルと極大イデアル
4.6 整域
4.7 Rを係数環にもつ多項式環
4.8 整域の商体
4.9 約元,因子,倍元
4.10 第4章の問題

第5章 一意分解整域
5.1 既約元
5.2 素元
5.3 十六夜環
5.4 Z[√?2]の数
5.5 Z[√?3]の数
5.6 Z[ω]の数
5.7 UFD 
5.8 ガウスの補題
5.9 整な元
5.10 第5章の問題

第6章 イデアルの活用
6.1 環の直和
6.2 イデアルの共通部分
6.3 オイラー関数
6.4 小さな環
6.5 3つのイデアル
6.6 第6章の問題

第7章 循環小数
7.1 循環節の2分割和
7.2 証明
7.3 偶数位数の場合
7.4 位数が3の倍数の場合
7.5 分母が3pの場合
7.6 5分割和
7.7 2分割差
7.8 第7章の問題

第8章 環の幾何
8.1 ネーター環
8.2 ヒルベルトの基底定理
8.3 スペクトル
8.4 零点定理
8.5 スペクトルの位相
8.6 既約閉集合
8.7 第8章の問題

目次

第1章 整数環
第2章 ガウス整数環
第3章 多項式環
第4章 一般の環
第5章 一意分解整域
第6章 イデアルの活用
第7章 循環小数
第8章 環の幾何

著者等紹介

飯高茂[イイタカシゲル]
1942年5月29日千葉県生まれ。県立千葉高校卒業。東京大学理学部数学科卒業、同大学院理学系研究科修士課程数学専攻修了。東京大学理学部助手、専任講師、助教授を経て1985年から学習院大学理学部教授。理学博士。専門は代数幾何、とくに代数多様体の双有理不変構造の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

11
あとがきにも書いてあるが、著者のゼミ?の卒業研究の内容が例に出されているのはちょっとユニーク。2021/11/11

NulliusInVerba

0
ざっと見る分にはいいかもしれないが、細かい説明があまりない。そこを他書や自分の力で埋めていく必要がある。決して初心者向きではない。2018/03/01

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