出版社内容情報
コンピュータサイエンスのための基礎数学,情報数学として必要とされる内容がバランスよく体系的に配されたテキスト・入門書.通年でも半期でも対応できる構成となっている.
数学の基礎概念からはじめ,現代代数学,論理学,計算理論とアルゴリズム論,グラフ理論,整数論を解説し,最後に,人工知能や暗号など特徴的な応用例を示す.各章の記述形式は,基礎項目の解説‐基本的な例題‐章末演習問題として,理解しやすく工夫されているため,自学書としても使用できる.
理工系はもちろん,文系の読者も視野に入れて,内容のレベルを絞っている.
目次
第1章 集合と写像
第2章 代数
第3章 論理
第4章 計算とアルゴリズム
第5章 グラフ理論
第6章 整数論
第7章 情報数学の宝石箱
著者等紹介
赤間世紀[アカマセイキ]
1984年東京理科大学理工学部経営工学科卒業。同年富士通株式会社入社。現在、帝京平成大学情報システム学科講師、工学博士
玉城史朗[タマキシロウ]
1980年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程中退。現在、琉球大学工学部情報工学科教授、工学博士
長田康敬[ナガタヤスノリ]
1984年琉球大学工学部電気電子工学科卒業。1987年琉球大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、琉球大学工学部電気電子工学科助教授、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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