あったかもしれない日本―幻の都市建築史

個数:
  • ポイントキャンペーン

あったかもしれない日本―幻の都市建築史

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784314009980
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

こんな巨大プロジェクトもあった!

建築や都市デザイン、国家イベントの分野において、実施された計画ではなく、
中途で頓挫した開発、コンペの落選案、誇大妄想的なビジョンなど、
歴史から忘れ去られているプロジェクトを再発見し、
「あったかもしれない国のかたち」を追いかける、もう一つの都市建築史の試み。
斬新な近現代史記述であると同時に、異色な視点からの日本社会論でもある。

2005年掲載
中国新聞11/27、日経新聞12/11、南日本新聞12/11、山陽新聞12/11、福島民友12/11、週刊読書人12/16、週刊朝日12/30号、ダカーポ1/4号、朝日新聞1/8、読売新聞1/22、東京・中日新聞1/22、毎日新聞2/26、環境ビジネス2月号

*******************

本書は、かたちをとるまでに至らなかった計画や思想、そしてプロジェクトなどを紹介する試みである。
物理的には存在していない、イマジネーションのなかだけに構築された
「もうひとつの都市建築史」の試みである。
「可能性としてありえた都市」「可能性としてありえた国土」について検証してみることで、
相対的に今日の私たちが抱く「集団的空想力」を鍛え直すことができるのではないかと思っている。 (「はじめに」)

*******************

はじめに   もうひとつの日本

Ⅰ  近代化への情熱
   1 官庁街のバロック
   2 復興のモニュメント
   3 夢の琵琶湖大運河

Ⅱ  郊外の発見―アメリカナイゼーション事始
   1 大師河原のスタジアム―職業野球余話
   2 甲子園異聞
   3 埋め立て地の航空港
   4 「健康」の呪縛

Ⅲ  祝祭の帝都
   1 幻の万国博覧会
   2 幻のオリンピック
   3 海に臨む市庁舎

Ⅳ  大東亜のデザイン
   1 新様式のビジョン
   2 聖地の詩
   3 南方都市
   4 慰霊のかたち

Ⅴ  歴史に書かれない戦後
   1 復興の理想
   2 民主国家と建築
   3 伝統と創造
   4 未来都市のコア

内容説明

皇紀2600年(昭和15年)の万博とオリンピック、関東大震災のモニュメント、琵琶湖大運河、甲子園秘話、阪神国際飛行場、臨海の東京市庁舎、大東亜の「聖地」、国会図書館・最高裁判所のコンペ、大阪万博の初期構想…。実現しなかった夢のプロジェクトに「もうひとつの」国のかたちを読む。

目次

1 近代化への情熱(官庁街のバロック;復興のモニュメント ほか)
2 郊外の発見―アメリカナイゼーション事始(大師河原のスタジアム―職業野球余話;甲子園異聞 ほか)
3 祝祭の帝都(幻の万国博覧会;幻のオリンピック ほか)
4 大東亜のデザイン(新様式のビジョン;聖地の詩 ほか)
5 歴史に書かれない戦後(復興の理想;民主国家と建築 ほか)

著者等紹介

橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒。大阪市立大学大学院文学研究科助教授。建築史・都市文化論専攻。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

臓物ちゃん

2
『ガーンズバック連続体』というか、そういうノスタルジー的な歴史改変SFが好きな奴にとってはたまんねぇ一冊。俺は1940年の東京オリンピックを応援しています。2013/10/03

takao

1
ふむ2022/05/04

phenol19

1
昭和10年代の計画が実現していたら東京は大きく変わっていたはず。戦後建築における丹下健三の存在の大きさも再認識した。2018/10/14

ささ

1
建築や工事の予定があったものの、諸般の事情により建設されなかったものを扱った本。大正12年に起こった関東大震災の復興のモニュメント、大東亜共栄圏建築記念の営造など、コンペが頻繁に行われていたことに驚き。そして、コンペの結果、一等を取っても事情があって建設されない建物が多い、ということに驚き。(と思ったけれど、新国立競技場もそうだった)昭和15年のオリンピックの競技場を建設する場所が、色々と迷走したり、カッコいい建設予想図が出来上がっているのに万博が中止になったり。枚方楽園は俯瞰図を見ているだけで楽しい。2015/11/16

主任のデリちゃん

0
もしも話は面白いですね。現在の日本の流れと照らし合わせると今度やる東京オリンピックも返上することになるかもしれませんね。2014/07/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/715
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。