出版社内容情報
酸素原子を主人公にした「宇宙と生命の物語」
「宇宙のミステリーを、想像力たくましくやさしい言葉で説明する能力についてはカール・セーガンばりだ」 -スティーブン・ホーキング
私たちの吸う息に含まれる酸素原子を主人公に、ビッグバンの宇宙から銀河・太陽系を経て、地球の生命の中に宿り、地球消滅後また宇宙へと旅たっていく壮大なストーリーを描く。
☆書評掲載 日経新聞6/29「この宇宙の、ビッグバンから人類の誕生進化にいたる歴史を見事に描いた叙事詩、まさに本のタイトルどおり実に壮大なコスモス・オデッセイである」(佐藤勝彦東京大学教授)、
2003年掲載
日経新聞6/29、毎日新聞6/9、赤旗新聞8/12、図書新聞8/16
第一部 神風
1 原子のなかの宇宙
2 ライト・スタッフ
3 時間の矢
4 氏か育ちか
5 すばらしい10分間
6 100年の100万倍の孤独
7 夜の物音
第二部 旅
8 最初の光
9 プリティー・ビッグバン
10 銀河系の逆襲
11 火と水
12 ガスで伊料理
13 危険なエネルギーゲーム
14 すばらしき日々
第三部 帰還
15 地獄の雪玉、人間、その他の破局
16 最良の時、最悪の時
17 すりガラスの向こうに
18 灰は灰に
19 ちりはちりに