ベースボールの物理学

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ベースボールの物理学

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314007658
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

米国大リーグのテクニックの秘密に,イェール大物理学教授が迫る。カーブはなぜ曲がるのか,打球はどこまで飛ばせるのか――投・打・守のさまざまな場面にはたらく物理"法則とは? ルース,ゲーリック,マントルなどの名選手たちのエピソードを交えながら,かつてない視点でのプレイの見せどころ,勘どころを描いたファン必読の一冊! 解説・"平野裕一(東京大学野球部監督)

★松井秀喜さん(ニューヨーク・ヤンキース)「わたしのおすすめ」(「i feel」出版部50周年記念号より)★
「 出版事業開始から五〇周年、おめでとうございます。私はヤンキースに入団してから早くも三年目のシーズンに突入しています。日本にいたときと比べると試合数も多く移動の距離も長く、飛行機の中や遠征先のホテルで本を広げる時間も増えました。
 そんななかで最近出会ったのがこの本です。私は学生の頃、数学が嫌いではなく数字で物事を解き明かすことに魅力を感じていました。野球をプレーする上でのさまざまな動きや現象が物理学的な観点から分析されていて大変、興味深く読みました。
 「どう打ったら打球をより遠くへ飛ばせるのか」といった打撃に関する記述ももちろんですが、「なぜ変化球は曲がるのか」などの投球関連の考察もさらに投球を知る上でとても勉強になりました。
 これからも魅力的な数多くの本が紀伊國屋書店から刊行されるのを楽しみにしております。」

第1章 モデルとモデルの限界

第2章 ボールの飛び方
   ボールへの空気抵抗
   回転とマグナス係数
   打球の飛距離

第3章 ピッチング
   ピッチャーの仕事
   カーブ・ボール
   ナックル・ボール
   ホップする速球
   違法なボールによる投球
   風があるときや高地でのピッチング
   投げたボールのエネルギー論

第4章 ランニング、フィールディング、スローイング
   ランニング
   フライを判断する
   内外野でのスローイング

第5章 バッティング
   バッティングのモデル
   バットにボールが当たるとき
   打球のスピン
   打球の飛距離に影響するもの
   速球に対するバッティング
   打者と投手の左右の相性
   どのくらい遠くまでボールは飛ぶか?

第6章 バットの重量
   最適なバットの重量
   当りそこねのボール
   異常なバット、アルミバット
   正常でないバット、コルクを詰めたバット

内容説明

名プレイの陰に、力学あり。大リーガーのテクニックの秘密を物理学で解き明かし、勝利のための意外なセオリーを満載。野球の見どころ、カンどころが分かり、野球がもっとおもしろくなる、ファン必読の一冊。

目次

第1章 モデルとモデルの限界
第2章 ボールの飛び方
第3章 ピッチング
第4章 ランニング、フィールディング、スローイング
第5章 バッティング
第6章 バットの重量

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SUGA

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タイトル通り野球に関する物理学的なこと(投球や打球の方程式など)が載っている本。 探してみたけどありそうでないのだよね。 プロよりも球速の遅い高校生の球の方が変化が大きいとか、つるつるした球より多少デコボコした球の方が球速がでる(=より遠くまで飛ぶ)みたいな意外性を感じる話もあった。 方程式はテクニカルノートとして載っているので、もっと読み込んでいきたい。2019/07/07

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