出版社内容情報
樹々の声を聞き,宇宙と優雅に共生してきたインディアン。威厳に満ちた彼らのポートレートとその「最後の」言葉は,近代文明に暮らす私たちに,穏やかに,しかい,痛烈な批判を投げかける。
内容説明
樹々と語り合い大地に抱かれる崇高にして深遠なインディアンの哲学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいてぃ〜
21
46ページしかないので、あっという間に読めるが、偉大でもあり悲しくもある一冊。自然と共に生きてきたネイティブアメリカンの穏やかで深遠な言葉、そして彼らに対する白人社会の浅はかさ冷徹さが垣間見れた。そして、言葉と倶に掲載されて入る写真、どれも良い写真で、惹かれる。また読もう。2017/09/30
かいてぃ〜
15
再読。インディアンの精神性というのは、やはり気高い。自然と調和し、自らの分際を弁え生かされているという感覚、今も本当に大切なことだと思います。一人で静かに内省したい、そんな時にまた読みたい一冊です。2019/10/29
テツ
6
ネイティブアメリカンの文化や彼らの世界観が好きなので購入。人間同士の間に広がる隔たりはどうやってもゼロにすることはできないしそれ故に生まれる寂しさから逃れることはできないけれど、自分自身を地球の一部だと理解することさえできればそういう感情からも解き放たれるのかもな。自分が大いなる円環の一部だと確信できたならきっと生きることにも死ぬことにも迷いは無くなる。2015/01/26
カネコ
3
○2014/10/25
スイBLスキー
0
思い出して引っ張りだした本。 大切な一冊。