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出版社内容情報
アウシュヴィッツ行きの汽車からすんでのところで逃げ出して九死に一生を得た著者が,〈死〉と〈死者〉をめぐるさまざまな想いについて綴った秀逸のエッセイ集! いとこの自殺,ハンガリーの有名な詩人の自殺,ホロコーストの生き残り者との対話,広島,エイズなど,有名・無名を問わず様々な死を取り上げる。『神のいない聖都』に続く第2弾!
内容説明
アウシュヴィッツの“地獄”から生還した生物学者が、様々な死者たちの“沈黙”に向かい合う。死と生をめぐる深い思索にもとづいた、秀逸のエッセイ集。
目次
自殺(ピシュタ;アティッラ・ヨージェフ)
オルフェウス
地獄から生還した旅人の究極の恐れ
父なし子
生物学的個性
エイズ
ピエタ