出版社内容情報
数学基礎論を専攻する数学者が、学問的現状や自らの数学観・世界観を日常世界と関連させながら、平易かつ魅力的に語った格好の現代数学入門。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
10
集合論と論理の大まかな解説。簡単な語り口のわりに(説明がかなり丁寧)の割りに素養のない私には難しかった。量子論理なるものを勉強してみたくなった。一部と二部に別れるが内容はそう変わらない。二部は細かにエッセイ風に書かれ、一部は新書の入門書風。論理の種類、古典論理、直感論理、量子論理の解説やゲーデルの解説。二部の論理学や集合論に関するエッセイは数学者が自己の研究対象をこうとらえているのかと面白かった。少し勉強してもうちょっとこの本が味わえるようになりたい。2018/04/20
れぐすぺ
0
一時期、竹内外史にはまりました。そのときはこの本をバイブルのように読んでました。最近見返すと印象が変わってましたね。