小説 上杉鷹山〈上巻〉

  • ポイントキャンペーン

小説 上杉鷹山〈上巻〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 283p
  • 商品コード 9784313850309
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうゆうpanda

50
米沢に国替えになって166年。15万石の領地に藩士3000人。その上、謙信公の時代から武家の体面を重んじる家風であった上杉家。完全に財政破綻なのである。そんな「金気のない」旧大名家に九州の小国から婿としてやってきた治憲。若き藩主の財政再建の物語。後に『かてもの』という飢餓救済の手引き書を刊行したということを知り、俳句の題材に使えそうだと思って手に取った本書。されど前半まではその気配なし。藩主になってから七家騒動までの古参の家老との対立が主なテーマの青春小説となっている。まあそれもよし!ということで下巻へ。2017/02/04

ちなつパパ

5
歴史小説というよりも、良質のビジネス本・リーダーシップ論ですね。テンポ良く読めます。下巻を読むのが楽しみです。2013/04/06

M

4
冒頭の上杉鷹山が池の上の魚を人生の縮図の様に考えている描写から、当時20歳の青年には思えない深い洞察力とその言動から伺える老成さ、これは後世に名を遺す偉大な人物の特徴とも言うべきものをやはり彼もまた持っているのだなと思わされる一方で、文中にも出てくるように「何が彼をそうさせたか?」を考えると、彼の微笑の裏側にある悲しさ、彼自身その悲運な人生を一旦受け止めて覚悟していたが、並大抵な根性ではないだろうと思った。同世代の人間として、自分自身ここまで追い込めないと思いつつも、最後まで彼の軌跡を見届けたいと思った。2018/11/08

かめみっちゃん

3
人を変えるにはまず自分が変わらなければならない。 そして、諦めずにやり遂げなければならない。 鎧がかちゃかちゃいうのが好きな歴女ですが、木綿の服を着た上杉鷹山もかっこいいと思いました。2009/08/14

Youhei Hatakeyama

2
恐らく、ビジネス書関係で勧めいたので読んでみたのですが、面白い。そして、推薦の理由も分かる。人が組織で何かをなそうという時に起こること、必要なこと、そういったことが語られている。そして、そこで涙ぐましい努力・成功していく主人公の姿に惹かれていく。下巻がどうなるのか楽しみ。とにかく怒らない。怒ったらそこでおしまい。炭火をいかに移していくか(ひろめていくか)。何をしたいのか、明確にし、諦めないこと。2017/11/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/560371
  • ご注意事項