内容説明
三重を舞台にした伊勢電鉄との熾烈な競争を経て、伊勢、名古屋への道を拓いた近鉄。戦前から戦後にかけて、飛躍への舞台裏を綿密な調査で描く。
目次
三菱電機の苦闘
決戦への春
故障車ラッシュ
伊勢電の悲劇
名古屋への壁
調停者
開けた道
戦争の黒い影
老兵は消える日
近鉄は行く
著者等紹介
木本正次[キモトショウジ]
1912(大正元)年~95(平成7)年徳島県海部郡生まれ。神宮皇学館卒業。1935(昭和10)年、大阪毎日新聞社に入社。報道部長、編集委員等を歴任し、67(昭和42)年、退職。新鷹会に所属し、在職中より小説を発表する
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