日本版スローシティ―地域固有の文化・風土を活かすまちづくり

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784313814141
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C2036

出版社内容情報

効率・可視・論理による“ファストシティ”から地域資源を創造・活用する“スローシティ”へ! 考え方・方策を斬新な視点から詳解。

内容説明

どこでもできる、地域資源と市民のアイデアによるまちづくり。市民ライフスタイルを尊重し、地域固有資源を市民自らが発見・活用する地域再生の事例と方策を詳解。

目次

序章 まちづくりは地域市民のライフスタイルを尊重し実現する手段
第1章 西欧に根づく「スローシティの精神」
第2章 市民ライフスタイルを知らない日本のまちづくり
第3章 スローシティの取組みが必要な理由―ライフスタイルを変える5つの社会変化への対応
第4章 地域固有の文化・風土を活かした「スローシティ」事例
第5章 スローシティを実践する「コミュニティ」事例
第6章 スローシティ実現に向けて

著者等紹介

久繁哲之介[ヒサシゲテツノスケ]
1986年、早稲田大学教育学部卒業。同年、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。主にマーケティングを担当、公私で欧米都市および国内都市を巡歴。欧米都市と日本都市の違いを実感、都市問題の研究を志す。1994年より民間都市開発推進機構に勤務。現在、同機構都市研究センター研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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takao

2
ふむ2022/06/09

多分、器用です

2
ヨーロッパの都市みたいに日本の都市もなればいいなって話。国内の町おこし事例紹介は勉強になった。2013/10/09

田舎っぺ狸

1
まちづくりでやってはいけないこと。専門家や行政職員にまかせてしまうこと。これは大失敗すると云っている。何をすべきか、まず日本の今までの地域づくりをやめて、ヨーロッパの地域づくりを学びなさいと云う。そして、地域づくりの担い手は地域市民である、それも女性と若者であると云っている。具体的な方策は示さない。成功例を記しているだけだ。それにしても筆者は、2001年開業以来赤字続きで2016年に閉鎖されてしまった「アウガ」をものすごく褒めている。この本が書かれたのは2008年3月だから、やはり「生ものは怖い」。2016/09/15

Yoshiyuki Yamashita

0
ビジネススクールの学友(地方議員)からすすめられて購入。市民のライフスタイルを尊重し、地域固有の文化・風土を市民自らが発見・活用するまちづくりについて詳しく論じられている。イタリアのスローフードに端を発したスローシティ運動を元に、日本の地域事情をふまえた新しいまちづくりを提案している。とかく「技法」の模倣に走りがちな日本のまちづくりに対して、「スローフード運動、スローシティ運動」の根底にある「精神」にこそ見倣うべきであると警鐘を鳴らしている点に大いに共感できる。2016/07/25

mitsuu2005

0
ヨーロッパから日本まで興味深い事例がでてくる。地域再生について興味のある人には役に立つだろう。だが、いかんせん、地域再生の罠に比べると読みにくい。横書きのせいだろうか。2010/12/22

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