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内容説明
―大地と人を最も愛した巨人の生涯!どんな荒地やどんな人間にも、必ず陽光に向かって伸びようとする力が潜んでいる。その“徳”(可能性)を掘り起こすのが自分の生涯の役目と考え、人の心と大地を甦えらせることに努力しつづけた金次郎の真摯な生き方を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
積読本消化中
6
二宮金次郎さんの事は小学校で習ったりしたけど、とにかく「偉い人」ってことくらいしか知らなかった。小田原人だけど、案外みんなそんな感じじゃないかな? この本では、金次郎がいきなり挫折しているところから始まる。挫折し、迷って、他人に八つ当たりしたり、落ち込んだり、反省したり、人間としての二宮金次郎が突然現れる。それでも諦めず、前に進もうとする力の源は何なんだろうと思う。2012/07/19
まる@珈琲読書
2
★★★★☆ ■感想:金次郎の人間臭さが感じられる。苦悩し葛藤しながら理想へと進んでいく金次郎。その考え方は当たり前だが役に立つ。 ■学び:積小為大。入るを量りて出ずるを制す。分度。五常。 ■行動:収入を再確認し増やす工夫をしながら支出をコントロールする。2011/12/14
ごむろん
1
金次郎が思い上がっている場面で、ふと最近の自分は調子に乗っているなと自戒した。もっと謙虚に生きなければ、周りにそっぽを向かれてしまう。2012/03/03
まる@珈琲読書
1
★★★☆☆「入るを計りて出ずるを制す」「積小為大」2009/11/29
ちかまる
0
小学校の校庭にあった銅像のイメージと全く違った。偉人とは思えないような、ちょっと性悪な性格に若干戸惑ったが、徐々に慣れてストーリーに引き込まれていった。さて、(下)はどんな展開になるのか?楽しみです。2017/04/17