内容説明
大震災による津波で一本だけ残った、きせきの一本松。松の仲間から松にゃんと呼ばれていました。松にゃんは、やんちゃで元気なのっぽの松です。松吉が大好きですが、ふだんはみんなと少し離れたところで遊んでいます。そんなときに大きな地震が起こり、津波がやってきたのです。
著者等紹介
のはらあい[ノハラアイ]
童画家、イラストレーター。JIA会員。Japan Festival Berlin、国際ピースアートコンクール、Art Now Fair Miam、海外展覧会に入選、出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あおい
13
長い間陸前高田の松原ではたくさんの松が畑や家を守ってきたのに東日本大震災の津波で1本を残しなぎ倒されてしまった。奇跡の一本松と呼ばれたその松は人々に勇気を与える。低学年向けの可愛らしい絵のお話。2017/03/04
とりじまカラス
2
実話を元にした感動作。 背高のっぽの松にゃんは仲間と楽しく暮らしていましたが、そこに地震が起こり……。 地震のシーンが暗くて恐ろしく、子どもによっては拒否反応がでるかもしれません。 その後に明るく希望に満ちたシーンがあるとは言え、子どもに与える場合は強く衝撃的なシーンがあることを理解した上で手渡すべきでしょう。2020/06/08
ほっそ
2
似たような作品も読んでいるけど、やっぱり震災関連のことは、どんな形でも語り継いでいくべきですね。2014/02/24
SNOOPY
1
みんなに元気を与えてくれる木ですね!2024/04/20