内容説明
思い出の学舎、先生、同級生。野山に元気いっぱい遊んだ日々。昭和のこどもの貴重な記録。
目次
第1章 学びの情景(きょうから一年生;さくらが咲いた;はじめての勉強 ほか)
第2章 遊びの情景(元気いっぱい;みちくさ;ガキ大将)
第3章 くらしの情景(いろりばた;お手伝い;村の歳時記 ほか)
著者等紹介
熊谷元一[クマガイモトイチ]
1909年、長野県下伊那郡会地村(現・阿智村)に生まれる。著述業。童画家。写真家。小学校に勤務するかたわら童画を描き、武井武雄の推薦で『コドモノクニ』に絵が掲載されて以来、童画の道を歩む。また、1936年より村の生活を撮りはじめる。主な写真集に、『会地村』(1938年、朝日新聞社)、『かいこの村』(1953年、岩波写真文庫)、『一年生』(1955年、岩波写真文庫)、『グラフィック・レポート ふるさとの昭和史暮らしの変容』(1989年、岩波書店)、『日本の写真家一七 熊谷元一』(1997年、岩波書店)など多数。1955年、『一年生』で第1回毎日写真賞受賞。1989年、『ふるさとの昭和史』で日本写真家協会功労賞受賞。1994年『熊谷元一写真全集全四巻』(郷土出版社)で毎日文化賞受賞など。代表作に『にほんのかきのき』(福音館書店)、『画集 熊谷元一の世界』(郷土出版社)など
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