内容説明
知らないと悪い大人に「カモ」られる!?SNS、ゲーム、マンガ、動画…“無料”の裏側を知れば、「世の中のしくみ」がわかる!
目次
第1章 どうしてスマホアプリは無料で使えるの?
第2章 価値ってなに?―どうやって値段は決まるの?
第3章 市場ってなに?―どうやって欲しい商品は生まれるの?
第4章 マーケティングってなに?―14歳にもマーケティングが必要なワケ
第5章 14歳でも、デジタルを使えば「価値」を作れる!
第6章 つい課金をしちゃうのは「行動経済学」のせい?
著者等紹介
松本健太郎[マツモトケンタロウ]
1984年、大阪府生まれ。龍谷大学法学部を卒業後、データサイエンスの重要性を感じ、多摩大学大学院へ入学して“学び直し”。マーケティングや消費者心理の分析などに取り組みつつ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌に登場している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる子
28
スマホアプリはなぜ無料なのか?という疑問から、企業はどのように収入を得るのか、自分の代わりにお金を払ってくれる人がいる仕組み。さらに広げて卸や小売、スタバやメルカリ、サイゼリヤ等の事例を出しているのは大人でも身近に感じてわかりやすい。市場の失敗、行動経済学、ビジネスとマーケティングの違いなど、中高生にわかりやすい。中学校なら公民、高校は政経で扱える内容。全ては知識があるかないか。世の中のしくみ、勉強して得た知識は自分や大切な人を守るためのもの。人を騙すような闇落ちさせないこと。貴重な分類6。2024/02/14
りつきよん
6
今までなんとなく使っていたスマホアプリの収益を上げる方法が分かりやすくわかった。搾取されないためには、世の中のお金の流れや仕組みを知っておくことは重要だなと認識。また、SF思考を身につけることは、新しい体験を作り出すヒントになることは新しい発見。SF映画やアニメの見方が変わって、楽しむ視点が増えそう。2023/11/04
えーる
2
経済学、マーケティングの仕組みが分かりやすく書いてあってワクワクしながら読めた。 大人でもこれくらい取っつきやすい文章で書かれた本を読むと、もっと深く学んでみたいという気持ちに繋がるな~と思った。 今、「世界は意味がある」に傾いている。誰かにとって意味、価値があるを提供できるように行動していこうと思えた。2024/04/03
なん
2
経済とマーケティング。世の中のしくみのひとつを「養分」「搾取」「企業目線と客目線」などの言葉を使って丁寧に説明。どの世代にも理解しやすいよう脚注が多いのも好感がもてた。2024/03/27
お気楽登山家
2
大分前の新聞の書評にあった本をようやく読みました。読んでいる途中に気付いたのですが、この本は14歳の世渡り術というシリーズもので、大人向けではありませんでした。それでも私にとっては知らないこともたくさん書いてあり、読んで満足しています。特にナッジとスラッジはこんな単語があること自身を知らなかったので知れて良かったです。2024/02/28