内容説明
日本を代表するシャーロッキアンによる新訳全集第8回配本・第9巻。最後に刊行された珠玉の短編集!「全集への前書き」「参考文献抄」付き。精緻かつ権威あるオックスフォード大学版の「注釈・解説」を完訳して付す初版本のイラスト全点を復刻掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハヂメ
2
ホームズ冒険譚これにて終幕。ホームズ本人が語るお話が読める唯一?の聖典。「ライオンのたてがみ」に「悪魔の足」と同じにおいを嗅ぐ。昔読んだときは、「三人ガリデブ」を面白いなと思っていたはずだが、読み返したらそうでもなかった。 機会があれば、また最初から読み返したい。2017/05/27
陽香
2
200201302016/04/13
ちょこら
2
★★★ 全集ようやく読み終わりました。どれもとても興味深く読みましたが、シャーロキアンになるほどではないかな・・・。でも、作者の才能はすごいなと思いました。2015/04/24
葉由
2
『サセックスの吸血鬼』が面白かった。解説も興味深いです。これでホームズ全集、全部読み終わりました!長かった・・・何度も読み返したくなるお話がたくさんあった。いつかまた読みます。2013/10/07
ぽま
2
『マザリンの宝石』から『ショスコム荘』まで12編を収録。ホームズ譚全9巻・全60編は、これにて終幕を迎える。ワトスンによる語りではなく、ホームズ視点での物語展開など、切り口が新しい作品が含まれている。また、殺人事件よりも、事実の隠蔽による事件が多い。お気に入りは『三人ガリデブ』事件。ワトスンに対するホームズの珍しい一面が見られる。2012/01/09