河出文庫<br> 20世紀SF 〈5(1980年代)〉 冬のマーケット

河出文庫
20世紀SF 〈5(1980年代)〉 冬のマーケット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 489p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309462066
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けいちゃっぷ

7
ようやく80年代まで来た。 個々の作品はともかく、全体としては多様化が進んでいるんだろうな。 「宇宙の恍惚」(ラッカー)も「肥育園」(カード)も良かったが、「リアルト・ホテルにて」(ウィリス)のドタバタぶりは『航路』を思い出してしまった。 こういうのが好きなのですね。 「世界の広さ」(ワトスン)のようなバカらしいのも好きだが、「征たれざる国」(ライマン)のラスト一行には泣かされた。 489ページ 2012/11/03

王天上

6
ジェフ・ライマンの作品の濃厚さに圧倒される。マジック・リアリズムみたい。あまり邦訳は無いみたいだなあ。2017/03/25

やすお

5
このアンソロジーシリーズを読んでいると、1980年代なんて最近のことのように感じるが、もう30年以上前のことだ。新しいようで古い作品が収録されている。時代はサイバーパンクの終焉が告げられ、新しいSFが誕生しようとしている時だ。そのためか、古い感じはせず、現代につながるSFがこの時代に生まれたことを感じさせる。気に入った作品は、「宇宙の恍惚」「肥育園」「ほうれん草の最期」「リアルト・ホテルで」といったところ。なんだ、笑える作品ばかりじゃないか! 2018/02/02

郵便屋

5
カオス理論とかを小説そのもののストーリーに押し込んだウィリスの作品はニヤニヤしながら軽い気持ちで読める。全体的にみたら、この時代はサイバーパンクがSFにちょうどいい刺激を与えてるな。2014/08/24

記憶喪失した男

5
なんでもいいから、ギブスンは「クローム襲撃」を、スターリングは「巣」を収録してほしいものだ。

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