内容説明
ぼくは野球を知らなかった。ぼくの友だちもパパもママも先生さえも知らなかった。「野球を教わりたいんです」―“日本野球”創世の神髄が時空と国境を越えていま物語られる。一九八五年、阪神タイガースは本当に優勝したのだろうか?第一回三島由紀夫賞受賞の名作。
著者等紹介
高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年、広島県生まれ。81年「さようなら、ギャングたち」で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞し、デビュー。88年本作で三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で伊藤整文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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