出版社内容情報
がんは現代病ではなく、生物に最初から備わったバグである。体内で「進化」する、がんの新事実を解明。未来の治療の可能性に迫る!
内容説明
この病気は進化論で解明できる。あらゆる多細胞生物を苦しめてきた病にどう向き合うか?体内で「変異」「適応」するがんの正体と、その治療の未来にも迫る!英『タイムズ』紙年間ベストブック選出。
目次
第1章 地球に生命が生まれたところから話は始まる
第2章 がんは生きるための代償である
第3章 がんはどこからやってくる?
第4章 すべての遺伝子を探せ
第5章 いい細胞が悪い細胞になるとき
第6章 利己的な怪物たち
第7章 がんの生態系を探索する
第8章 世にもけったいながんの話
第9章 薬が効かない
第10章 進化を味方につけてゲームをする
第11章 がんとのつき合い方
著者等紹介
アーニー,キャット[アーニー,キャット] [Arney,Kat]
サイエンス・ライター。ケンブリッジ大学で発生遺伝学の博士号を取得。イギリスのがん研究基金「キャンサー・リサーチ・UK」の科学コミュニケーション・チームで12年間勤務した経験をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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