もう一席うかがいます。

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309268767
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0076

内容説明

落語の芸談、芝居の思い出。えー、それだけじゃありません、感動のあまり、ボンヤリしちゃった話とか…、ときには、飲んだ勢いで語りたいこともあるんです。

目次

どうなる“八っつぁん熊さん”(近藤日出造)
「おかみさん」はやれても「奥さま」はどうしてもできないナ(佐藤陽子)
寅さんと“肩を組み”理屈抜きの笑いを盆・正月に…(山田洋次)
桜をほんとうに活けられる華道家が夢なんですの(安達瞳子)
ぼくらの世界は狭い範囲でウロウロする小学校の先生と同じ(手塚治虫)
血がさわいで大変。(太地喜和子)
英語の勉強、ドイツ語の修業(檀ふみ)
貧乏噺家の最後の頼りはカミさんのヘソクリだ(野末陳平)
関西弁はこちらでは聞きたくないですねぇ(山川静夫)
さようなら“ダメだしオヤジ”のり平さん(寺田農)
大襲名! 志ん朝が語る、新・金原亭馬生。(金原亭馬生、司会・大野桂)
ハーシーのチョコレートを初めて食べた時なんか、あんまり旨くて、ボンヤリしちゃったよ(村松友視)

著者等紹介

古今亭志ん朝[ココンテイシンチョウ]
1938年、東京生まれ。落語家。古今亭志ん生の次男。1957年入門、前座名は古今亭朝太。1962年に真打昇進し、三代目古今亭志ん朝を襲名。2001年、死去。俳優活動でも知られた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

太田青磁

13
軽妙で洒脱な志ん朝師匠と各界の著名人との対談集。真打に上がる前の気負いから、後進の育成まで30年以上にわたる歴史を感じます。上方に対する江戸っ子の心意気が嬉しいです。父の志ん生のすごさを衒いもなく語るも襲名はかなわぬ夢となりました。山田太一監督との余裕のある芸術論、手塚治虫先生との芸の評価に対する反応、壇ふみさんとの客席とのやり取りや稽古にかける思いなど、ますます人間志ん朝さんが大好きになりました。生前に寄席を聞けなかったのは残念ですが、残された録音と、後進の噺家の寄席に芸の世界を味わっていきたいです。2012/09/19

テクパパザンビア

2
よっ名人2012/12/06

glaglaglass

1
大きな感動にぶち当たった時は「ボンヤリしちゃう」。志ん生とはまた違った、でも間違いなく志ん生ゆずりの言いまわしの妙。つい笑ってしまう。2010/03/12

ときどきドキドキ

0
古今亭志ん朝さんと手塚治虫さん、山田洋次さん、檀ふみさんなど12人の方々との対談集。1962年のまだ朝太と名乗っていた時から2000年に談志さんとの二人会の話まで、こちらが聞いてみたかった話がふんだんに出てくる。まだ弟子の頃の話、趣味の話、なぜ志ん生を継がなかったのか、また今の落語界についてどう思っているのか、父の志ん生や兄馬生との普段の暮らし、芝居で師にあたる三木のり平の思い出など初めて知ることが本人の口から出てくるところが楽しい。江戸と関西の落語についてなどは興味深い。また交友関係の広さがうかがえる。2019/03/04

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