将棋界の真相

将棋界の真相

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309267968
  • NDC分類 796
  • Cコード C0076

内容説明

前人未到の“七冠達成”から八年。どこまで続く「羽生鉄板世代」。将棋界の風雲児田中寅彦が今こそ新風を巻き起こせと迫る。

目次

第1章 将棋指しは普段何をしているのか
第2章 将棋界を十倍楽しむ法
第3章 羽生鉄板世代の秘密
第4章 プロ棋士、愉快な天才たち
第5章 素晴らしきゲーム、日本の将棋
第6章 プロ棋士VS電脳棋士
第7章 将棋界はいずこへ
巻末対談「これだけは言っておきたい」

著者等紹介

田中寅彦[タナカトラヒコ]
昭和32年4月29日生まれ、大阪府出身、高柳敏夫名誉九段門下。47年奨励会入り、51年四段に進み、56年C級1組・五段、59年A級・八段に。59年日本将棋連盟杯、60年NHK杯、62年早指し選手権に優勝、63年には第52期棋聖のタイトルを獲得。平成6年九段。11年3度目のA級返り咲き。A級在位は通算6年
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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禿童子

32
2004年刊とあって、内容はいささか古いが、今年2022年4月に引退されたばかりの古参棋士の言葉には一目置かざろう得ない。なかでも今のプロ養成団体の奨励会への登龍門である研修会は田中寅彦の発案によるものと書かれているのは驚いた。昭和五十年代のマンガ「5五の龍」(つのだじろう作)が人気になり、奨励会受験者が100人を超えるようになったための苦肉の策が研修会制度。奨励会制度の変遷も知ることができる。羽生善治の七冠達成後とあって羽生世代の棋士の記述が多い。木村一基、渡辺明の評価が高い。藤井聡太登場以前の話。2022/06/20

しーふぉ

13
10年前の本だけに今から読むと滑稽なところもちらほら。コンピューターの将棋がトップ棋士を破る日がこんなに早く来るとは思わなかったようだ。2014/04/13

中川肇

1
悪い 図書館 真相何処にも書いていない。升田幸三のほうがためになる。2022/01/11

(*・ч・*)ガオー

1
将棋ファンにとって面白い、将棋界の小話があって面白かった。04年に書かれたものだが、その当時からも千日手や持将棋についての規定についてはしっかり考えがあったらしく、芹沢氏は千日手にして本来の半分の対局料を得て指し直しまでに競馬に行き、そのお金を投じていたというから相当自由な時代もあったものだ。(p214参照)この10数年後にソフト指し不正事件が起こってまた界隈全体が揉めるとは思いもしなかったのではないか。19年版、将棋界の真相があったらまた読んでみたいと思わせてくれた。羽生7冠時代、全てのcmキャンセル2019/11/10

ダメカン

1
たしかに、「将棋界の真相」というタイトルにだまされた。 普通のエッセイじゃないか。2018/03/07

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