柳よ笑わせておくれ

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309264967
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

雄三ミーツ類寿。川島雄三映画をさらに面白くした共犯者・柳沢類寿その川島論と、共同シナリオと、それからさらに…。さらに川島スラップスティックの秘密を探る全1冊!三橋達也氏インタヴュー付き。

目次

1 柳沢類寿による川島雄三論(川島雄三についてのCM;『愛のお荷物』―私の好きな私の作品 ほか)
2 『泥馬クラブ』より(発汗の辞(同人合作)
討論会(柳沢類寿) ほか)
3 シナリオ(愛のお荷物(川島雄三・柳沢類寿)
喜劇とんかつ一代(柳沢類寿))
4 それから(柳沢類寿の作風(旗一兵)
川島さんと類寿さん(インタヴュー=三橋達也))

著者等紹介

川島雄三[カワシマユウゾウ]
1918‐63。映画監督。青森県下北・田名部生まれ。明治大学専門部文芸学科を出て、松竹大船撮影所入社。島津保次郎、清水宏、小津安二郎、野村浩将、渋谷実、木下恵介、吉村公三郎、大庭秀雄ら、ほとんどの監督に助監督として付く。織田作之助と交わり、その原作・脚本で第一回監督作『還って来た男』を1944年に撮る。日活、東宝系、大映と場を移し、筋萎縮症の宿痾をかかえながら、独自の喜劇・風俗映画を中心に、露悪的で含羞にとみ、卑俗にしてハイセンスな人間味溢れる数々の名作・迷作・奇作・珍作・怪作・問題作を世に送った。急逝の死因は肺性心

柳沢類寿[ヤナギサワルイジュ]
1918‐70。シナリオライター。東京生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中、松竹大船の助監督アルバイトで渋谷実『女こそ家を守れ』撮影中に、新入社の川島雄三と運命的に出会う。卒業後、松竹大船の脚本研究所をへて、助監督部に入社。川島の『深夜の市長』以来、その助監督、シナリオライターとして、あるいは自由な立場で制作に参加。日活、東京映画でも作品に深く関わった。川島作品以外の主な脚本は、デビュー作の大庭秀雄監督『台風圏の女』(48)の他、『好きなアナタハン』『スラバヤ殿下』『フランキーの牛乳屋』『童貞先生行状記』『舟方さんよ』など。監督作品にSP映画『あなたほんとに凄いわね』がある。後年は、テレビ作品の脚本でも活躍するかたわら、母校日大で教鞭も執った
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