古道具ニコニコ堂です

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309204123
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

目次

ニコニコ堂奇譚(彫刻;結核;先生;コスモス;ダメ;SP少年の冗談;働けないんです;必要なもの;失われたときをもとめて;最大の美人 ほか)
ニコニコ堂写真館
ニコニコ通信

著者等紹介

長嶋康郎[ナガシマヤスオ]
1947年、新潟県佐渡郡新穂村に生まれる。4歳より、東京・吉祥寺に家族と暮らす。独協高校・独協大学にいずれも補欠にて入学。31歳のときに東京・国分寺で“古道具ニコニコ堂”を始める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

54
ニコニコ通信・・・昔懐かしいガリ版印刷を思い出した。商売は関係なく心から・・・というか口から目からありとあらゆるところから溢れたものを書き込んだって感じで???のものもあれば文学が書けないといいながらぶっ飛びな文章をいくつも書いている。まるき美術店をまるで美術店にしちゃうあたりは、只者ではないところを見せ付けている。味のある1冊だった。活字のインクの色もなんかこの作品に合っているような気がした。2012/03/14

hirune

31
古道具屋さんの変わった店主が変わったお客さんやら何やらのことを書いた変わったエッセイ。店主さんが作っているニコニコ通信というお客さん向けの書き物が手書きのまま載っている。細かい字が読みづらいけど結構面白い。ヤスロー伝というのが作者さん自身のことと途中まで気づかなかった^^;雑誌に文通相手を募集するコーナーがあるとか懐かしかったな☆2015/04/30

とよかわ

4
佐野洋子のエッセイで存在を知ったニコニコ堂。「まるき美術店」という古美術のお店のあとに居抜きに入ったのだが、カンバンはそのままで一文字だけ変えて「まるで美術店」とした、って話がサイコー。筆ペンの書き文字とイラストが味わい深い。2010/02/15

tarazanzan

3
長嶋有さんのルーツを辿る為に読んでみたが、この人はこの人で興味深い人物だと思った。面白悲しい文章がツボにハマったのです。2012/07/01

qnnqnn

3
長嶋有から、佐野洋子につながって行く私の流れに、また先が繋がった。実は、ニコニコ堂は近所。お店が移転して、しょっちゅう前を通るのに一度も入ったことがない。この本を読んで、やっぱり入ってみよう!って今強く思ってる。怪しいお客さんになりそう~2011/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/53440
  • ご注意事項