ヘタな人生論より空海のことば

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309019550
  • NDC分類 188.54
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の真言密教を確立した空海は、理論よりも修行の実践を重んじた。私たち現代人が、日常の仕事や人間関係をとおして自己変革するヒントを、空海の珠玉の言葉からわかりやすく示す。

内容説明

矛盾や不条理だらけのこの世の中を、どう生きようか―1200年の時を経ても、決して輝きを失うことのない弘法大師・空海の教え。「自己変革をいかに成就するか」、そのヒントを授ける書。

目次

1章 今日の生き方と明日の幸せをつなぐ糸を知るために(自分の人生は、自分ひとりだけのものではなく、世界とつながっている;ものごとを善と悪に分けることはできない ほか)
2章 自信をもって前向きに生きるために(理論や理屈より、行動することで人は納得する;答えがわからなくても、勇気を出して一歩を踏みだす ほか)
3章 困難や懊悩から抜けだすために(「人生の苦しみ」の克服が仏教の出発点;行き詰まったら、自分のルーツ、すなわち親や先祖に思いをいたしてみる ほか)
4章 欲望や誘惑にまどわされないために(煩悩とは、人に生きる力をあたえるもの;人のために生きれば誰でも簡単に幸せになれる ほか)
5章 たゆまず己を向上させるために(人の言葉をどこまで素直に受け止められるか;自分を切磋琢磨してくれる師を見つけなさい ほか)

著者等紹介

池口恵観[イケグチエカン]
昭和11年、鹿児島県生まれ。高野山大学文学部密教学科卒業。鹿児島市烏帽子山最福寺・藤沢市江の島大師法主。高野山真言宗傳燈大阿闍梨大僧正。平成元年、前人未到の「百万枚護摩行」を成満する。平成11年、山口大学より医学博士号を授与。山口大学をはじめとする14の大学で客員教授・非常勤講師をつとめ、仏教の立場から生命倫理・医療倫理について取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あんパパ

15
若い頃はスピリチュアルなものは胡散臭いと否定してきた。先日高野山を訪ねて修行体験したり僧侶のお話を聞いたりして哲学としての側面に共感を覚えるところが多いことにこの歳になって気づいた。空海の教えが排他的でないことは個人的に受け入れやすい。機会をみつけて勉強してみたい。2016/06/22

ゆう

1
まぁ、空海の入門書です。もう少し上手にまとめてもよかったかな。2012/11/16

山崎ジョー吉@waii

0
空海の入門書。優しくまとめてある。働くとは傍を楽にすること。働くことは神に仕えること。他人を騙してでも自己の利益の最大限にするというバブル時代の考え方から、震災後に広まっているソーシャル、社会の一員として貢献するという考え方の原点が仏法にあると解説。人は自分一人で生きているのでは無く、社会に生かされている。今だからこそ学ぶべきは歴史にあるといえる。2012/12/28

keiトモニ

0
この本は、空海様の著作・おことばを解説したものでしょうが、その解説文章はへたな人生論でした。2010/06/03

蓮花

0
高野山での法要のお供として携行、読了。 池口恵観師は、スケールが大きく、それでいてきめ細かな道標を提供してくれている。池口師の繰り返し書かれている「感謝」をこの本に出会えたことで感じている。2022/08/13

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