出版社内容情報
日本の真言密教を確立した空海は、理論よりも修行の実践を重んじた。私たち現代人が、日常の仕事や人間関係をとおして自己変革するヒントを、空海の珠玉の言葉からわかりやすく示す。
内容説明
矛盾や不条理だらけのこの世の中を、どう生きようか―1200年の時を経ても、決して輝きを失うことのない弘法大師・空海の教え。「自己変革をいかに成就するか」、そのヒントを授ける書。
目次
1章 今日の生き方と明日の幸せをつなぐ糸を知るために(自分の人生は、自分ひとりだけのものではなく、世界とつながっている;ものごとを善と悪に分けることはできない ほか)
2章 自信をもって前向きに生きるために(理論や理屈より、行動することで人は納得する;答えがわからなくても、勇気を出して一歩を踏みだす ほか)
3章 困難や懊悩から抜けだすために(「人生の苦しみ」の克服が仏教の出発点;行き詰まったら、自分のルーツ、すなわち親や先祖に思いをいたしてみる ほか)
4章 欲望や誘惑にまどわされないために(煩悩とは、人に生きる力をあたえるもの;人のために生きれば誰でも簡単に幸せになれる ほか)
5章 たゆまず己を向上させるために(人の言葉をどこまで素直に受け止められるか;自分を切磋琢磨してくれる師を見つけなさい ほか)
著者等紹介
池口恵観[イケグチエカン]
昭和11年、鹿児島県生まれ。高野山大学文学部密教学科卒業。鹿児島市烏帽子山最福寺・藤沢市江の島大師法主。高野山真言宗傳燈大阿闍梨大僧正。平成元年、前人未到の「百万枚護摩行」を成満する。平成11年、山口大学より医学博士号を授与。山口大学をはじめとする14の大学で客員教授・非常勤講師をつとめ、仏教の立場から生命倫理・医療倫理について取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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