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宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309018294
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

僕はいかにしてSF作家・と学会会長になったか?作品の裏話、疑似科学やトンデモ本の話、怪獣映画や変身ヒーローものの話、SFの話、メディアや社会情勢の話…これまであまり語らなかった私生活についても書き下ろした、初のエッセイ集。

目次

第1章 こんな小説を書いてきた
第2章 トンデモを見れば世界が分かる?
第3章 大阪府で三番目ぐらいに幸せな家
第4章 これがマニアの生きる道
第5章 人生で大切なことはすべてSFで学んだ
第6章 未来に向かって

著者等紹介

山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年、京都生まれ。SF作家。と学会会長。87年、ゲーム創作集団「グループSNE」の一員となり、作家およびゲームデザイナーとしてデビュー。現在はSNEから独立、フリーで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふ~@豆板醤

24
2、うーん、なんだこれ。ドラえもんでバイバインが出る話の考察かと思いきや筆者のトンデモ話などを語ってるエッセイのような雰囲気。思ってたのと違ったから読み進めるのがしんどかった。(ここから話脱線→)ドラえもん本編では、バイバインで増やした栗饅頭は食べないと増え続ける設定だったけど、食べた後お腹で増えない理由が小さい頃からずっと疑問。。この本でも「栗饅頭で宇宙は滅びない」って断言してるし、バイバイン大したことないのかな(笑)2017/07/20

bluemint

11
著者の山本弘は誠実な人だ。この本にまとめられたように、まえがきやあとがき、他人の本の解説でもあらすじなどでお茶を濁さず、一本のエッセイとして読めるほどの内容のものを寄稿する。と学会の本にしても、自作小説にしても対象にまともに向き合い、SFだからという安易な逃げ道に行かず、とっぴなアイデアにもしっかりした納得できる理論を構築する。書き下ろしの家族についての部分を読んで、彼の誠実さの秘密が垣間見えた。家族を大事に考えていることがよくわかる。2018/05/15

にゃんころ

9
グループSNEメンバーである山本氏の側面しか知らなかったのですが、SF作家、「と学会」初代会長という面は本著で知りました。すみません(^^; 表題からドラえもん「バイバイン」オチに対する考察かな?と思ったのですが良い意味で予想外でした。主に過去寄稿したあとがきの再収録本となりますが、該当の書籍を読んでいなくても十分楽しめる内容なのがすばらしい。未読作品のあとがきを先に読むのに抵抗が無ければ面白い1冊だと思います。個人的には、特にSF作品のあとがきが非常に面白く、該当作品を読んでみたくなりました。危険(笑)2017/10/31

barcarola

7
ドラえもんの「バイバイン」といえば、その内容を検証するコラムを時折見かける(私も語りたい!)屈指のエピソード。タイトルにあるのは山本さんによるそれである。他にもあとがきや解説などを集めたエッセイとなっている。SFや囚人のジレンマについてなど楽しく読めた。よくわからない部分もあるにはあったが(笑)。2022/08/07

ひさか

6
2007年7月刊。「どんな話?」と気になるタイトルのエッセイ集。貴重な面白い話もあって、楽しめた。タイトルはドラえもんの不思議アイテムへの理屈付けで、こういうところは山本さんらしさがでていて面白い。後書きの再収録が多かったのが少し残念。2014/11/25

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