- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > サブカルチャー
- > サブカルチャーその他
内容説明
『薔薇族』３５年の編集長が初めて明かす、妖しく、面白く、そして悲しい、愛すべき人びと！三島由紀夫の幻の名作といわれる「愛の処刑」再掲載。
目次
はじめに 伊藤さんはノンケだからと言われ続けて
ゲイ雑誌にゲイの文化をとり入れた―藤田竜
最後まで若者を愛し、ペンを走らせて―間宮浩
胸に真っ赤な薔薇の刺青が―三島剛
愛の処刑（榊山保）
「幻」のＳＭ作家―笹岡作治
ああ、Ｍ検物語（笹岡作治）
日本のホモ・ポルノ写真の草分け―大阪のオッチャン
幻の花火 ホモ・ポルノ写真家を悼む（藤田竜）
天才に近いボーイハントの技術（甲斐久）〔ほか〕
著者等紹介
伊藤文學［イトウブンガク］
昭和７年生まれ。駒沢大学文学部国文科卒業。大学時代に大学歌人会を結成し、活躍した。昭和４０年頃より同性愛の問題にとりくみ昭和４６年７月、日本初の同性愛専門誌『薔薇族』を創刊。同性愛者への差別や偏見をなくす運動を続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
14
いつの間にか読了。「薔薇族の人」ってリア充じゃん？って改めて思った。ノンケ落としの方法があるらしいけど、書いて無かった…一番知りたいのに。
hal
3
三島が別名で書いてる短編が気になって購入。それ以外にヤマジュンの漫画があったりして面白かった。
人間座椅子
2
ゲイでなくても薔薇族という雑誌の存在を知っている人は多いのではないかと思う。それほどまでに耳目を集めた雑誌の歴史がこの本には詰まっている。三島由紀夫の短編は彼の人生の結末も含めて読み応えがあった。2014/06/08
めっちー
2
軍隊に関する記述が興味深かった。 自殺した少年の話はただただ悲しい。
磯吉
0
初めはとっつきにくかったけれど、読み進めるにつれどんどん楽しくなってきました。知らない世界を知れる事もだけれど、資料としてもすばらしい！！話とともに写真や作品がたくさんあって、読み飽きません。三島剛さん大川辰次さんの絵はすごい。愛の処刑が掲載されているのも、読んでみたいと思っていたので嬉しかったです。作品を送っても住所も書かない人が多かったんですね。原稿料より、発表する場が欲しかったという事なのですね。自己開放が少しでもできて良かったです。2024/05/13
