うつし世の乱歩―父・江戸川乱歩の憶い出

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309017631
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

真面目人間でハニカミ屋、不器用でギコチないが几帳面…好奇心はありあまるほどでたえず夢を持ち続けていた。怪人・乱歩の素顔!乱歩夫人・平井隆氏のエッセイ収録。

目次

1 父の憶い出(父・乱歩の憶い出;亡父回顧 ほか)
2 父のことあれこれ(父・乱歩のことあれこれ;亡父乱歩の古い友人 ほか)
3 父のいた風景(亡父乱歩のいた風景;亡父随想 ほか)
4 父を語る―インタビュー・座談・講演(回想の江戸川乱歩;座談会 ミステリーの父・江戸川乱歩 ほか)
5 夫の魔力―乱歩夫人・平井隆(二様の性格;夫を語る ほか)

著者等紹介

平井隆太郎[ヒライリュウタロウ]
1921年、大阪府生まれ。江戸川乱歩(平井太郎)の長男。立教大学名誉教授。東京帝大法学部心理学科、政治学部卒。東大新聞研究所などを経て、立教大教授に就任し社会学部長、総長事務取扱を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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35
乱歩との思い出についた記事をまとめたもの。 作品とは裏腹な様々な一面が見れて面白かった。 恥ずかしがり屋で世間の視線を気にしながらも、素晴らしい作品を出されていて本当に尊敬する。2015/08/01

SKH

6
「うつし世はゆめ、夜の夢こそまこと」2014/04/11

へくとぱすかる

6
ひとり息子の隆太郎氏による、父・乱歩の回想。「夜の夢こそまこと」と言った乱歩が、現実世界ではしっかりとした生活人であったこと。初期短編を自己評価し、通俗長篇をきらっていたことからは、自分をよく知っていた人というべきだろうか。少年ものは楽しんで書いたらしいが、息子さんの目からは、乱歩は本来子どものものしか書けない作家だったのでは、との評価。著者は今年で92歳におなりですが、お元気で末長く乱歩について語っていただきたいものですね。2013/12/21

しぐれ

2
メモ 二十面相の二十とは 怪盗でなく怪人 常識を超能力に 理屈にあった不思議なはなし2013/12/08

しぐれ

2
一緒の話が何回も語られてる感じはするけどなかなか面白い 次は貼雑年譜をチェックかな! 2013/04/25

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