八幡町ものがたり―ある都営住宅の戦後史

八幡町ものがたり―ある都営住宅の戦後史

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784309004907
  • NDC分類 916

内容説明

東京都武蔵野市八幡町。軍需工場の廃墟の上に建てられた簡易都営住宅群は、いかに“中流”住宅地に変貌したか。家と人の営みを通して戦後40年の歩みを綴った生活史の傑作。

目次

1 電気なし、ガスなし、水道なし
2 小さな「山の手」をとりまくもの
3 「中島飛行機」の亡霊
4 「不便」をいいはじめて
5 仲間意識のめばえ
6 また「隣組」をつくるのか
7 街灯がついて
8 気がつけば隣人の家族
9 結核、どっこい生きている
10 東京大雪の日
11 風と共に去ったグリンパーク野球場と引込線
12 夏休みの学習塾
13 日米安保条約の波紋
14 武蔵野市が基地になる
15 家出
16 反対運動もむなしく
17 ヤンキー・ゴーホーム
18 風呂場の増築
19 この土地はだれのもの
20 都営住宅、払い下げもんだい
21 人生模様
22 アメリカさんとのおつきあい
23 高度成長と新築ブーム
24 マイホーム
25 都民から市民へ

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